第11号【シンポジウム  「北東アジア史」の地平――その意義と問題点――】

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同時代史学会電子メールニュース
第11号(2009年6月7日)
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シンポジウムのお知らせ
下記の要領で、7月31日に千葉大学でシンポジウムを開催しますので、ご案
内します。
事前申し込み等は不要です。またシンポジウムの参加費は無料です。
ふるってご参加ください。
三宅明正
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シンポジウム
「北東アジア史」の地平--その意義と問題点--
「北東アジア史」(ないしは東アジア史)については、その積極的な意義を
唱える人々が増大している。背景の一つには東アジア共同体やASEAN+3という
議論があるとも言えようし、また事実として、この間の北東アジア域間の経済
的な結びつきやの強まりや人の行き来の活発さがある。すでに韓国では、中等
教育における歴史科目で「東アジア史」を「国史・世界史」とならべて選択履
修させる試みが始まりつつある。日本においても「北東アジア史」ないしは東
アジア史として、いわゆる「日本史」を世界史の場に結びつける営みは、ほぼ
半世紀の蓄積を有しており、それを踏まえた議論が近年改めて活発である。
だがこうした把握には、盲点もある。
今回、私たちは、この「北東アジア史」という把握に、現在の時点でどのよ
うな積極的な意義があると考えるのか、またそうした把握にはいかなる問題点
があるのかを、韓国、中国、そしてアメリカの研究者をまねいて集中的に議論
することとした。

日時 2009年7月31日(金) 午後1時から5時30分
終了後6時から懇親会を開きます
報告
1 鄭在貞(Chung, Jae-Jeong 韓国・ソウル市立大学)
「北東アジア史の意義」
2 孫歌(Sun Ge 中国・社会科学院文学研究所)
「北東アジア史の問題点」
コメンテータ
1 李卓(中国・南開大学日本研究院)
2 南相九(韓国・北東亜歴史財団)
3 Victor Koschmann (アメリカ・コーネル大学)
司会  三宅明正(日本・千葉大学)
場所  千葉大学 社会文化科学研究系総合研究棟2階
マルチメディア会議室
下記のサイト21番「社会文化科学系総合研究棟2階」
http://www.chiba-u.ac.jp/general/about/map/nishichiba.html
交通 JR総武線西千葉駅 京成千葉線みどり台駅 徒歩各10分
使用言語 日本語。適宜ハングル、中国語、英語を使用。会場で日本語に翻訳
します。
主催  「北東アジアにおける「記憶」と歴史認識に関する総合的研究」(科
学研究費)グループ/千葉大学人文社会科学研究科地域研究センター
協賛  「近代移行期北東アジアにおける秩序構想の比較社会史」(科学研究
費)グループ/千葉大学「実践的公共学実質化のための教育プログラ
ム」(大学院GP)
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担当    池田慎太郎
編集・管理 長谷川亮一
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