シンポジウム 新自由主義の歴史的射程
―菊池信輝著『日本型新自由主義とは何か』をめぐって―
*このたび、以下の要領で菊池信輝著『日本型新自由主義とは何かー占領期改革からアベノミクスまで』(岩波現代全書、2016)の合評会を開催します。4名の評者の視点を通して本書を検討することから、「新自由主義の時代」と言われる現状を歴史的にいかに位置づけるかを議論します。ふるってご参加ください。
日時 2018年 1月 21日(日)午後1時~5時
会場 立教大学池袋キャンパス 14号館 3階 D301教室
内容と評者等
1 自由主義/新自由主義の比較史の観点から(小沢弘明)
2 現代日本経済史の観点から(浅井良夫)
3 現代日本政治史の観点から(源川真希)
4 ジェンダー論の観点から(金井 郁)
5 リプライと展望(菊池信輝)
6 討論
歴史学研究会現代史部会・年報日本現代史編集委員会・立教大学文学部史学科共催
事前申込不要、参加費無料
問い合わせ先 沼尻晃伸 numajiri ★ rikkyo.ac.jp
第11号の投稿募集が始まりました。詳しくは学会誌のページをご参照ください。
シンポジウム 「ラッセル法廷」50周年
―戦犯裁判・戦犯民衆法廷の歴史的文脈とその遺産―
日時:2017年12月2日 土曜日 14時~17時30分
場所:一橋講堂(学術総合センター2F)中会議室
101-8439 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
(地下鉄神保町駅下車徒歩3分・竹橋駅下車徒歩3分)予約不要/参加無料
本年2017年は「ラッセル法廷」50周年にあたる。 ヴェトナム戦争が激化していた1967年にイギリスの哲学者バートランド・ラッセルの提唱で2度にわたってスウェーデンとデンマークで開催された「ラッセル法廷」は、ニュルンベルク裁判や東京裁判を批判的に検討してヴェトナムでの米国の戦争行為が民族の生存そのものの抹殺を図る「ジェノサイド」的様相を帯びているとの理解を提示し、しかも日本軍性奴隷制やアフガニスタン・イラクでの米国の戦争犯罪を裁く目的で今世紀に入って開催されてきた国際的な戦犯民衆法廷の先駆けをなすものとして歴史的意義を持つ。本シンポジウムでは、「ラッセル法廷」開催から50周年を迎える機会に、「ラッセル法廷」の歴史的意義とともに、ニュルンベルク裁判や東京裁判ならびに国際的な戦犯民衆法廷の歴史的文脈とその遺産を改めて問い直し、戦争責任問題の歴史的・今日的位相に関して再検討することを試みる。
プログラム
報告 14 :00~
藤本 博 (南山大学):「ラッセル法廷」が問いかけたことーヴェトナムでの米国の戦争犯罪に対する国際的批判と日本における戦犯調査活動の貢献ー
戸谷 由麻(ハワイ大学):東京裁判における通例の戦争犯罪の追及ー法廷における争点とその意義
前田 朗 (東京造形大学):民衆法廷を継承する精神―アフガニスタン及びイラク国際戦犯民衆法廷の経験
ディスカッション 16:25~
司会 油井大三郎(東京大学名誉教授・一橋大学名誉教授)
コメンテーター 芝健介(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター)
主催:科学研究費助成事業 基盤研究(A)「アジア・太平洋戦争史」の比較と総合:国際的研究教育プログラムの開発 ( 研究代表 中野聡 ) お問い合わせ先:apwarproject2015 ★ gmail.com
みなさま
秋色の候、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
平素は本会の活動をご支援いただき、まことにありがとうございます。
さて、同時代史学会・第23回関西研究会を下記のように開催いたします。
みなさまお誘い合わせのうえ、よろしくご参加のほど、お願いいたします。
====
同時代史学会・第23回関西研究会
〈報告〉
人見佐知子氏(岐阜大学)「口述資料と歴史叙述をめぐって(仮)」
〈参考文献〉
人見佐知子「聞き取り・わたし・認識構造」(『歴史学研究』912号、2013年11月)。
人見佐知子「オーラル・ヒストリーと歴史学/歴史家」(歴史学研究会編『第4次現代歴史学の成果と課題3』績文堂出版、2017年)。
桜井厚『インタビューの社会学――ライフストーリーの聞き方』(せりか書房、2002年)。
日時:2017年11月18日(土)14:00~17:00
場所:西宮市大学交流センターセミナー室2
※阪急西宮北口駅茶屋口から北へすぐ ACTA西宮東館6階
http://www.nishi.or.jp/contents/0002719800040008800519.html#access
いつもと場所が違います!!ご注意ください。
参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい)
今年度の同時代史学会は、2017年12月9日~10日、国立歴史民俗博物館にて開催されます。詳細は大会案内をご参照ください。
日時:2017年10月28日(土) 14:00~18:00
場所:大妻女子大学千代田キャンパス本館F棟632室
https://www.otsuma.ac.jp/access/chiyoda
参加費:無料
会員外の方にもお声をおかけ下さい
連絡先:〒186-8601東京都国立市中2-1
一橋大学社会学研究科 吉田裕研究室
E-mail: y.yoshida ★ r.hit-u.ac.jp Fax:042-580-8907
会員各位
去る8月2日に、同時代史学会会員の皆様のお手元に、『同時代史学会ニューズレター』第30号をお送りしました。
その際に、誤って、一部の方に前号(第29号)を封入の上、発送してしまったことが判明しました。
会員のみなさまには大変恐縮ですが、お手元のニューズレターをご確認下さい。
お手元のニューズレータが前号(第29号)の場合には、下記のアドレスにお知らせ下さい。新しい第30号のニューズレターを発送いたします。
また、同時代史学会webページからも、最新号をダウンロードできるようにいたしました。
お手数をおかけして大変恐縮ですが、ご確認のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
同時代史学会事務局 原山浩介
dojidaishinl ★ gmail.com
※本アドレスはニューズレター誤発送対応の専用アドレスです。
院生・若手自由論題報告会
<報告>
○李玲実(東京外国語大学大学院修士課程修了)
解放直後の在日朝鮮人女性運動と家族問題への取り組み―「在日本朝鮮民主女性同盟」結成過程を中心に―
○竹田安裕子(東京大学大学院博士課程在籍)
朝鮮戦争期の日系アメリカ人兵士―日本と朝鮮半島における従軍経験から見る日系二世のエスニック・アイデンティティ―
日時:2017年7月22日(土)14:00~18:00
場所:早稲田大学早稲田キャンパス11号館708教室
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2015/08/waseda-campus-map.pdf
参加費:無料
会員外の方にもお声をおかけ下さい
連絡先:〒186-8601 東京都国立市中2-1
一橋大学社会学研究科 吉田裕研究室
E-mail: y.yoshida ★ r.hit-u.ac.jp Fax:042-580-8907
〈報告〉山本美紀氏(奈良学園大学)
「誌上の祝祭へのアプローチ――雑誌『會舘藝術』にみる大阪国際フェスティバルを準備した土壌」(仮)
参考文献:山本美紀『音楽祭の戦後史』白水社 2015年
『会館芸術 第I期 戦前篇 全11巻』ゆまに書房、2016年
http://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843350881
〈報告〉河西秀哉氏(神戸女学院大学)
「関西におけるうたごえ運動の展開過程」(仮)
参考文献:河西秀哉『うたごえの戦後史』人文書院、2016年
日時:2017年6月24日(土)13:00~17:00
場所:西宮市大学交流センターセミナー室2
※阪急西宮北口駅茶屋口から北へすぐ ACTA西宮東館6階
http://www.nishi.or.jp/contents/0002719800040008800519.html#access
いつもと場所が違います!!ご注意ください。
参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい)
みなさま
寒い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
平素は本会の活動をご支援いただき、まことにありがとうございます。
さて、同時代史学会・第21回関西研究会を以下のように開催いたします。
皆様お誘い合わせのうえ、よろしくご参加のほど、お願いいたします。
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同時代史学会・第21回関西研究会
〈報告〉安岡健一氏(大阪大学)
「「3ちゃん農業」の時代 -「人の移動」の視点からみる1970年前後の日本農村―(仮)」
日時:2017年3月26日(日)14:00~17:00
場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス1401
※阪急梅田駅茶屋口から北へすぐ アプローズタワー14階
(大阪市北区茶屋町19-19 TEL 06-6485-5611)
関西学院大学大阪梅田キャンパスへのアクセス
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html
参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい)
下記の通りシンポジウムを開催します。同時代史学会も主旨に賛同し、主催団体となりました。
会員のみなさまのご参加をお待ちいたします。
なお、2月下旬に、「若手研究者問題」アンケート調査の中間報告をウェブに公開します。その際には、また御連絡をいたします。
「若手研究者問題」シンポジウム2017
歴史学の担い手をいかに育て支えるか
――日本歴史学協会「若手研究者問題」アンケート調査中間報告から――
歴史学の担い手を育て支える環境は、現在、どのような課題を抱えているのだろうか。そして、歴史学を専攻する「若手研究者」はどのような問題に直面しているのだろうか。本シンポジウムは、日本歴史学協会「若手研究者問題」アンケート調査中間報告書を題材に、これらの問題を討論する場を提供するものである。歴史学に携わる様々な立場の方々の積極的な参加と討論をお願いしたい。
~趣旨文より~
○日時:2017年3月4日(土)13時~
○会場:駒澤大学駒沢キャンパス1号館204教場
※正門から直進、本部棟を通り抜けると1号館2階に着きます。
https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/campus/komazawa.html
開会の辞 小沢弘明(若手研究者問題検討委員会委員長・日本学術会議連携会員)
趣旨説明 瀬畑 源(若手研究者問題検討委員会委員)
閉会の辞 木村茂光(日本歴史学協会会長・日本学術会議連携会員)