特集 同時代史研究の展望 | ||
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現代史と同時代史のあいだ――方法的イメージの試み | 安田 常雄 | 3-13 |
諸外国の日本同時代史研究 | 三宅 明正 | 14-21 |
カルメン・ゲレロ・ナクピルと「マニラの死」――「対象喪失」の同時代史をめぐる予備的考察 | 中野 聡 | 22-32 |
論文 | ||
象徴天皇制・天皇像の定着――ミッチー・ブームの前提と歴史的意義 | 河西 秀哉 | 33-47 |
岸信介の二大政党制論――公職追放解除前から自由民主党結成まで | 田名部 康範 | 48-62 |
書評 | ||
豊田真穂著『占領下の女性労働改革――保護と平等をめぐって』 | 倉敷 伸子 | 63-67 |
源川真希著『東京市政――首都の近現代史』 | 進藤 兵 | 68-72 |
中野聡著『歴史経験としてのアメリカ帝国――米比関係史の群像』 | 伊藤 裕子 | 73-77 |
文献紹介 | ||
法政大学大原社会問題研究所・五十嵐仁編『「戦後革新勢力」の源流――占領前期政治・社会運動 論1945-1948』 | 鬼嶋 淳 | 78 |
恵泉女学園大学平和文化研究所編『占領と性――政策・実態・表象』 | 小野沢 あかね | 79 |
テッサ・モーリス‐スズキ『北朝鮮へのエクソダス――「帰国事業」の影をたどる』 | 吉沢 文寿 | 80 |
小国喜弘著『戦後教育のなかの〈国民〉――乱反射するナショナリズム』 | 長谷川 亮一 | 81 |
波多野澄雄・佐藤晋著『現代日本の東南アジア政策 1950-2005』 | 若月 秀和 | 82 |
学会記録(2002年4月~2008年7月) | 83-91 | |
Summary of Articles | 92-94 |
論文 | ||
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日本における核抑止論批判の誕生――パグウォッシュ会議と日本の科学者、1954-1963年 | 黒崎 輝 | 3-20 |
戦後群馬県の食糧供出問題――米「移入県」としての特質 | 永江 雅和 | 21-39 |
生協運動史研究と植民地主義・ジェンダー――1950・60年代の社会運動 | 及川 英二郎 | 40-54 |
研究動向 | ||
戦後メディア史研究の同時代史的考察 | 吉田 則昭 | 55-64 |
同時代史の現場 博物館における同時代史的展示の試み | ||
沖縄県における地域史編集事業と「ヒストリート」 | 恩河 尚 | 65-76 |
歴史系博物館による戦後生活へのアプローチ | 青木 俊也 | 77-88 |
書評 | ||
長谷川亮一著『「皇国史観」という問題――十五年戦争期における文部省の修史事業と思想統制政 策』 | 佐久間 俊明 | 89-93 |
明田川融著『沖縄基地問題の歴史――非武の島、戦の島』 | 鳥山 淳 | 94-97 |
豊下楢彦著『昭和天皇・マッカーサー会見』 | 富永 望 | 98-102 |
文献紹介 | ||
浅野豊美著『帝国日本の植民地法制――法域統合と帝国秩序』 | 山口 公一 | 103 |
金斗昇著『池田勇人政権の対外政策と日韓交渉――内政外交における「政治経済一体路線」』 | 出水 薫 | 104 |
高橋博子著『抑圧されたヒロシマ・ナガサキ――米核実験と民間防衛計画』 | 桐谷 多恵子 | 105 |
高瀬弘文著『戦後日本の経済外交――「日本イメージ」の再定義と「信用の回復」の努力』 | 柴田 茂紀 | 106 |
荒井信一著『空爆の歴史――終わらない大量虐殺』 | 伊香 俊哉 | 107 |
金東椿著/金美恵ほか訳『朝鮮戦争の社会史――避難・占領・虐殺』 | 大沼 久夫 | 108 |
井川充雄著『戦後新興紙とGHQ――新聞用紙をめぐる攻防』 | 宮崎 章 | 109 |
権容奭著『岸政権期の「アジア外交」――「対米自主」と「アジア主義」の逆説』 | 高橋 和宏 | 110 |
学会記録(2008年8月~2009年7月) | 111-112 | |
Summary of Articles | 113-114 |
論文 | ||
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日本型多元主義の時代へ――ポスト高度成長期の自民党政治 | 中北 浩爾 | 3-18 |
列島改造と福祉元年 | 菊池 信輝 | 19-35 |
研究ノート | ||
日本「本土」における米軍基地の分布と変遷――占領期からベトナム戦争終結まで | 青木 深 | 36-52 |
研究動向 | ||
「高度成長期」研究レビュー――経済史・経営史の視点から | 渡辺 純子 | 53-61 |
近代の象徴天皇制研究と歴史学 | 赤澤 史朗 | 62-68 |
資料紹介 | ||
高学歴者における軍隊教育の内面化――「海軍軍医教育訓練所感」の紹介 | 手嶋 泰伸 | 69-76 |
同時代史の現場 「小さな新聞」が照らす「同時代史」と「世界」 | ||
「小さな新聞・大いなる志」の時代――移民集団が試みた異世界の実験 | 田村 紀雄 | 77-87 |
書評 | ||
韓載香著『「在日企業」の産業経済史――その社会的基盤とダイナミズム』 | 鄭 章淵 | 88-92 |
小野沢あかね著『近代日本社会と公娼制度――民衆史と国際関係史の視点から』 | 早川 紀代 | 93-97 |
波多野澄雄著『歴史としての日米安保条約――機密外交記録が明かす「密約」の虚実』 | 植村 秀樹 | 98-102 |
文献紹介 | ||
齋藤愼爾著『ひばり伝――蒼穹流謫』 | 真鍋 昌賢 | 103 |
君島和彦著『日韓歴史教科書の軌跡――歴史の共通認識を求めて』 | 齋藤 一晴 | 104 |
三輪泰史著『日本労働運動史序説――紡績労働者の人間関係と社会意識』 | 兵頭 淳史 | 105 |
菅英輝編著『冷戦史の再検討――変容する秩序と冷戦の終焉』 | 吉次 公介 | 106 |
安田常雄・国立歴史民俗博物館編『歴博フォーラム 戦争と平和』、同『歴博フォーラム 戦後日本の大衆文化』、原山浩介・国立歴史民俗博物館編『歴博フォーラム 占領下の民衆生活』、国立歴史民俗博物館編『歴博フォーラム 高度経済成長と生活革命』 | 兼清 順子 | 107 |
矢野久著『労働移民の社会史――戦後ドイツの経験』 | 加瀬 和俊 | 108 |
金廣烈ほか著『帝国日本の再編と二つの「在日」――戦前、戦後における在日朝鮮人と沖縄人』 | 鄭 祐宗 | 109 |
森宣雄著『地のなかの革命――沖縄戦後史における存在の解放』 | 加藤 哲郎 | 110 |
学会記録(2010年10月~2011年9月) | 111-112 | |
Summary of Articles | 113-114 |
特集 3.11後の同時代史 | ||
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福島原発震災およびその行政対応の歴史的背景・試論 | 荒木田 岳 | 3-17 |
歴史実践としての朝日カルチャーセンター講座――3.11後、東京から気仙沼へ | 大門 正克 | 18-27 |
インターネットをメディアとして「同時代史」を描くこと――ブログ「東京の「現在」から「歴史」=「過去」を読み解く―― Past and Present」における3.11以降の情報発信活動について | 中嶋 久人 | 28-37 |
論文 | ||
須藤克三と戦後山形の教育文化運動 | 北河 賢三 | 38-53 |
研究ノート | ||
芦田均と戦中期の「自由主義」勢力――「芦田均文書の保存・整理・公開および研究基盤創出のための総合研究」の成果とその紹介 | 矢嶋 光 | 54-62 |
同時代史の現場 日本軍「慰安婦」問題をめぐる「同時代史」 | ||
日本軍「慰安婦」の記録と記憶のためのアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」 | 池田 恵理子 | 63-70 |
日本軍「慰安婦」を再構成する――日本人「慰安婦」とジェンダー | 西野 瑠美子 | 70-76 |
書評 | ||
渡辺純子著『産業発展・衰退の経済史――「十大紡」の形成と産業調整』 | 山本 義彦 | 77-82 |
小堀聡著『日本のエネルギー革命――資源小国の近現代』 | 浅井 良夫 | 83-91 |
下村太一著『田中角栄と自民党政治――列島改造への道』 | 村井 哲也 | 92-96 |
文献紹介 | ||
丸浜江里子著『原水禁署名運動の誕生――東京・杉並の住民パワーと水脈』 | 本井 優太郎 | 97 |
高岡裕之著『総力戦体制と「福祉国家」――戦時期日本の「社会改革」構想』 | 佐々木 拓哉 | 98 |
菅山真次著『「就社」社会の誕生――ホワイトカラーからブルーカラーへ』 | 榎 一江 | 99 |
黒川みどり著『描かれた被差別部落――映画の中の自画像と他者像』 | 内田 龍史 | 100 |
吉田裕著『兵士たちの戦後史』 | 本庄 十喜 | 101 |
鹿野政直著『沖縄の戦後思想を考える』 | 櫻澤 誠 | 102 |
金富子著『連続する植民地主義とジェンダー――「国民」概念・女性の身体・記憶と責任』 | 野木 香里 | 103 |
学会記録(2011年10月~2012年9月) | 105-106 | |
Summary of Articles | 107-108 |
研究ノート | ||
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高度成長期の衣服産業の展開――東京立地ワイシャツ製造卸業者の群像 | 柳沢 遊 | 3-21 |
特集 同時代史の方法――社会諸科学における歴史研究の現在 | ||
経済学と歴史研究 | 伊藤 正直 | 22-27 |
比較政治研究における「歴史」の変容 | 網谷 龍介 | 27-35 |
同時代史の現場 美術館における「同時代史」展示の可能性 | ||
「実験場1950s」展の射程――冷戦期の文化研究の新視点 | 鈴木 勝雄 | 37-45 |
研究動向 | ||
地域にとって帝国の「崩壊」とは何だったのか――「日本帝国崩壊前後の〈人の移動〉に関する近年の研究動向」を手掛かりに | 安岡 健一 | 46-52 |
書評 | ||
大門正克編著『新生活運動と日本の戦後――敗戦から1970年代』 | 及川 英二郎 | 53-57 |
竹内洋著『メディアと知識人――清水幾太郎の覇権と忘却』 | 根津 朝彦 | 58-63 |
油井大三郎編著『越境する1960年代――米国・日本・西欧の国際比較』 | 中川 圭 | 64-69 |
朴正鎮著『日朝冷戦構造の誕生 1945-1965――封印された外交史』 | 吉澤 文寿 | 70-74 |
櫻澤誠著『沖縄の復帰運動と保革対立――沖縄地域社会の変容』 | 藤澤 健一 | 75-79 |
文献紹介 | ||
林博史著『米軍基地の歴史――世界ネットワークの形成と展開』 | 青木 深 | 80 |
市川喜崇著『日本の中央―地方関係――現代型集権体制の起源と福祉国家』 | 久保木 匡介 | 81 |
原朗著『高度成長展開期の日本経済』 | 宮﨑 忠恒 | 82 |
藤野豊著『戦後日本の人身売買』 | 平井 和子 | 83 |
広川禎秀・山田敬男著『戦後社会運動史論2――高度成長期を中心に』 | 鬼嶋 淳 | 84 |
N. ボイスター・ R. クライヤー著/粟屋憲太郎・藤田久一・高取由紀監訳、岡田良之助訳『東京裁判を再評価する』 | 伊香 俊哉 | 85 |
中野聡著『東南アジア占領と日本人――帝国・日本の解体』 | 安達 宏昭 | 86 |
学会記録(2012年10月~2013年9月) | 87-89 | |
Summary of Articles | 91-92 |
論文 | ||
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朝鮮戦争・ベトナム戦争と文化/政治――戦後神戸の運動経験に即して | 黒川 伊織 | 3-17 |
「国民皆保険」の形成と大都市国民健康保険――名古屋市の事例から | 中村 一成 | 18-40 |
日韓関係の形成期における釜山収容所/大村収容所の「境界の政治」 | 玄 武岩 | 41-58 |
研究ノート | ||
米国の「平和のための原子力」政策への日本の物理学者の対応、1952~1955年――冷戦と原子力をめぐる日米関係の形成に関する一考察 | 黒崎 輝 | 59-75 |
研究動向 戦後日本社会研究の動向 | ||
〈急激な社会変化〉の人間学――大門正克ほか編『高度成長の時代』(全3巻)が問うたもの | 大串 潤児 | 76-83 |
安田常雄編『シリーズ戦後日本社会の歴史』全4巻を読む | 永江 雅和 | 83-91 |
同時代史の現場 『戦争と民衆』記録運動と同時代史・歴史教育 | ||
神奈川における戦争記録運動の歩み | 矢野 慎一 | 92-97 |
戦争体験記録運動から学校教育現場へ | 井上 弘 | 97-101 |
書評 | ||
鳥山淳著『沖縄/基地社会の起源と相克――1945-1956』 | 櫻澤 誠 | 102-107 |
永江雅和著『食糧供出制度の研究――食糧危機下の農地改革』 | 大豆生田 稔 | 108-112 |
長志珠絵著『占領期・占領空間と戦争の記憶』 | 山本 唯人 | 113-117 |
鄭栄桓著『朝鮮独立への隘路――在日朝鮮人の解放五年史』 | 小林 知子 | 118-121 |
根津朝彦著『戦後『中央公論』と「風流夢譚」事件――「論壇」・編集者の思想史』 | 福間 良明 | 122-126 |
青木深著『めぐりあうものたちの群像――戦後日本の米軍基地と音楽1945-1958』 | 安田 常雄 | 127-131 |
平井岳哉著『戦後型企業集団の経営史――石油化学・石油からみた三菱の戦後』 | 加藤 健太 | 132-137 |
恒木健太郎著『「思想」としての大塚史学――戦後啓蒙と日本現代史』 | 牧野 邦昭 | 138-142 |
文献紹介 | ||
植村秀樹著『「戦後」と安保の六十年』 | 梶原 渉 | 143 |
河西秀哉編著『戦後史のなかの象徴天皇制』 | 茂木 謙之介 | 144 |
沖縄女性史を考える会編『沖縄と「満洲」――「満洲一般開拓団」の記録』 | 細谷 亨 | 145 |
原朗・宣在源編著『韓国経済発展への経路――解放・戦争・復興』 | 竹内 祐介 | 146 |
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター編/西野瑠璃子・金富子・小野沢あかね責任編集『「慰安婦」バッシングを越えて――「河野談話」と日本の責任』 | 加藤 圭木 | 147 |
大門正克・岡田知弘・川内淳史・河西英通・高岡裕之編『「生存」の東北史――歴史から問う3・11』 | 棚井 仁 | 148 |
加藤哲郎・井川充雄編『原子力と冷戦――日本とアジアの原発導入』 | 中嶋 久人 | 149 |
学会記録(2013年10月~2014年9月) | 150-152 | |
同時代史研究 バックナンバー | 152-153 | |
Summary of Articles | 154-156 |
論文 | ||
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ベトナム戦争後の在沖海兵隊再編をめぐる日米関係 | 野添 文彬 | 3-17 |
「公害反対運動」の再検討――拒絶することの創造性に着目して | 友澤 悠季 | 18-34 |
愛の運動戦犯受刑者助命減刑内還嘆願署名運動――戦犯釈放運動の実態についての一考察 | 中立 悠紀 | 35-51 |
ウォー・ギルト・プログラムの本質と政治性――占領下「戦争の有罪性」を認識させるための情報プログラム | 賀茂 道子 | 52-67 |
研究動向 近年農業史の研究動向 | ||
近年における近現代日本農業史の「再興」をめぐって | 小島 庸平 | 68-74 |
同時代史の現場 戦後70年とジャーナリズム | ||
新聞は何を伝えたか、敗戦前、そして70年後の今――毎日新聞を中心に | 栗原 俊雄 | 75-79 |
新たな戦前に立って――沖縄タイムスの戦後70年報道 | 謝花 直美 | 79-84 |
書評 | ||
吉見義明著『焼跡からのデモクラシー――草の根の占領期体験』 | 鬼嶋 淳 | 85-89 |
Kazuyo Tsuchiya, Reinventing Citizenship: Black Los Angeles, Korean Kawasaki, and Community Participation | 武井 寛 | 90-95 |
宮本憲一著『戦後日本公害史論』 | 小田 康徳 | 96-100 |
宇吹暁著『ヒロシマ戦後史――被爆体験はどう受け止められてきたか』 | 直野 章子 | 101-105 |
平井和子著『日本占領とジェンダー――米軍・売買春と日本女性たち』 | 宋 連玉 | 106-110 |
北河賢三著『戦後史のなかの生活記録運動――東北農村の青年・女性たち』 | 中園 裕 | 111-115 |
中北浩爾著『自民党政治の変容』を読む | 菊池 信輝 | 116-121 |
文献紹介 | ||
加藤哲郎著『日本の社会主義――原爆反対・原発推進の論理』 | 黒川 伊織 | 122 |
天川晃著『占領下の日本――国際環境と国内体制』 | 髙野 和基 | 123 |
武田晴人著『「国民所得倍増計画」を読み解く』 | 鈴木 理彦 | 124 |
福永文夫・河野康子編『戦後とは何か――政治学と歴史学の対話』 | 竹内 祐介 | 125 |
伊藤正直・浅井良夫編『戦後IMF史――創生と変容』 | 早川 大輔 | 126 |
中嶋久人編『戦後史のなかの福島原発――開発政策と地域社会』 | 黒崎 輝 | 127 |
林博史著『暴力と差別としての米軍基地――沖縄と植民地―基地形成史の共通性』 | 森 啓輔 | 128 |
西川長夫・大野光明・番匠健一編著『戦後史再考――「歴史の裂け目」をとらえる』 | 玄 武岩 | 129 |
木村千惠子著『占領下の東京下町――『葛飾新聞』にみる「戦後」の出発』 | 三村 達也 | 130 |
学会記録(2014年10月~2015年9月) | 131-133 | |
同時代史研究 バックナンバー | 133-135 | |
Summary of Articles | 136-138 |
同時代史を生きる 国際人権法学者・宮崎繁樹との対話 | ||
---|---|---|
それぞれが共に同時代を生きるために | 西川 祐子 | 3-7 |
敗戦・占領・戦後民主主義 | 宮崎 繁樹 (インタビュアー:西川 祐子、加藤 千香子) |
7-29 |
宮崎繁樹 略歴 | 加藤 千香子 | 30-31 |
宮崎繁樹 主要著作 | 32 | |
研究ノート | ||
沖縄戦後「復興」の中の離散――垣花の人々と軍作業 | 謝花 直美 | 33-49 |
研究動向 | ||
シベリア抑留研究の過去・現在・未来 | 富田 武 | 50-57 |
安保体制・自衛隊をめぐる近年の研究動向 | 植村 秀樹 | 58-62 |
同時代史の現場 貧困問題としての労働問題とユニオン | ||
非正規雇用労働者とユニオン | 神部 紅 | 63-68 |
労働組合運動の現状と課題、ユニオンの可能性 | 寺間 誠治 | 68-73 |
書評 | ||
沼尻晃伸著『村落からみた市街地形成――人と土地・水の関係史 尼崎1925-73年』 | 坂口 正彦 | 74-78 |
浅井良夫著『IMF8条国移行――貿易・為替自由化の政治経済史』 | 山本 義彦 | 79-84 |
豊下楢彦著『昭和天皇の昭和日本――〈憲法・安保体制〉にいたる道』 | 瀬畑 源 | 85-89 |
永岡崇著『新宗教と総力戦――教祖以後を生きる』 | 大林 浩治 | 90-95 |
戸谷由麻著『不確かな正義――BC級戦犯裁判の軌跡』 | 林 英一 | 96-99 |
若林千代著『ジープと砂塵――米軍占領下沖縄の政治社会と東アジア冷戦 1945-1950』 | 戸邉 秀明 | 100-104 |
文献紹介 | ||
櫻澤誠著『沖縄現代史――米国統治、本土復帰から「オール沖縄」まで』 | 秋山 道宏 | 105 |
沢井実著『帝国日本の技術者たち』 | 小堀 聡 | 106 |
山田朗著『兵士たちの戦場――体験と記憶の歴史化』 | 神子島 健 | 107 |
杉田麻衣著『高卒女性の12年――不安定な労働、ゆるやかなつながり』 | 中原 明子 | 108 |
松田利彦著『東亜聯盟運動と朝鮮・朝鮮人――日中戦争期における植民地帝国日本の断面』 | 蔣 允杰 | 109 |
小澤卓也・田中聡・水野博子編著『教養のための現代史入門』 | 宮下 祥子 | 110 |
河西秀哉著『皇居の近現代史』 | 舟橋 正真 | 111 |
学会記録(2015年10月~2016年9月) | 112-113 | |
同時代史研究 バックナンバー | 113-115 | |
『同時代史研究』投稿規定 | 116 | |
『同時代史研究』掲載論文の著作権に関する申し合わせ | 116-117 | |
Summary of Articles | 118 |
論文 | ||
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「境界」をつくる――1950年代初頭の外国人登録実施事務 | 李 英美 | 3-19 |
鶴見俊輔のハンセン病者との関わりにみる思想――1953~1964年を中心に | 宮下 祥子 | 20-36 |
沖縄返還と自衛隊配備 | 成田 千尋 | 37-53 |
研究ノート | ||
1960年代後半の沖縄における労働戦線統一の背景――米国沖縄政策の諸矛盾との関わりで | 古波藏 契 | 54-66 |
韓国民主化連帯運動と文化活動――関西における〈光州連帯〉版画巡回展を中心に | 徐 潤雅 | 67-76 |
研究動向 | ||
「和解」の時代の日本近代ハンセン病史研究――「顕彰」と「検証」を超えて | 廣川 和花 | 77-84 |
時評 | ||
日本軍「慰安婦」問題をめぐる「歴史戦」と在米日本人右派 | 山口 智美 | 85-91 |
同時代史の現場 水俣病事件をめぐる同時代史 | ||
水俣病事件の経緯・現状・課題と水俣病センター相思社 | 永野 三智 | 92-98 |
今、水俣から伝えたいこと-希望・未来・水俣――挑戦者=水俣病胎児性・小児性患者が水俣病から伝える宝物 | 加藤 タケ子 | 98-103 |
展示批評 | ||
国立歴史民俗博物館・特集展示(国際展示)「台湾と日本――震災史とともにたどる近現代」から学んだこと――佐野利器のことなど | 春山 明哲 | 104-107 |
東京大空襲・戦災資料センター特別展「空襲被災者と戦後日本」という問い | 長 志珠絵 | 108-111 |
書評 | ||
森宣雄著『沖縄戦後民衆史――ガマから辺野古まで』 | 大野 光明 | 112-117 |
小路田泰直・岡田知弘・住友陽文・田中希生編『核の世紀――日本原子力開発史』 | 加納 実紀代 | 118-127 |
大串潤児著『「銃後」の民衆経験――地域における翼賛運動』 | 倉敷 伸子 | 123-127 |
福田勇助著『日本農地改革と農地委員会――「農民参加型」土地改革の構造と展開』 | 齋藤 邦明 | 128-133 |
道場親信著『下丸子文化集団とその時代――1950年代サークル文化運動の光芒』 | 高木 重治 | 134-138 |
沢井実著『日本の技能形成――製造現場の強さを生み出したもの』 | 野村 正實 | 139-143 |
今泉裕美子・柳沢遊・木村健二編著『日本帝国崩壊期「引揚げ」の比較研究――国際関係と地域の視点から』 | 安岡 健一 | 144-147 |
文献紹介 | ||
河西秀哉著『うたごえの戦後史』 | 上田 誠二 | 148 |
頴原澄子著『原爆ドーム』 | 菊楽 忍 | 149 |
小林啓二著『総力戦体制の正体』 | 長谷川 達朗 | 150 |
小熊英二・髙賛侑・高秀美編『在日二世の記憶』 | 閔 東曄 | 151 |
学会記録(2016年10月~2017年9月) | 152-153 | |
同時代史研究 バックナンバー | 154-156 | |
『同時代史研究』投稿規定 | 157 | |
『同時代史研究』掲載論文の著作権に関する申し合わせ | 157-158 | |
Summary of Articles | 159- |
論文 | ||
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森崎和江の〈原罪を葬る旅〉――植民者二世がたどるアジア・女性・交流の歴史 | 玄 武岩 | 3-21 |
研究ノート | ||
“人間と性”教育研究協議会における教育者の同性愛者観の変容――「同性愛プロジェクト」を中心に | 堀川 修平 | 22-33 |
特集 「性教育」の同時代史 | ||
敗戦国日本における「純潔教育」克服への課題――未だなされていない「性教育」への転換 | 田代 美江子 | 35-51 |
人権教育としての性教育に関する一考察 | 艮 香織 | 51-61 |
国連・ユネスコにおける性の多様性教育の位置づけからみる日本の教育の課題 | 渡辺 大輔 | 61-72 |
小特集 国立歴史民俗博物館展示「「1968年」―無数の問いの噴出の時代―」をめぐって | ||
同時代史の現場 | ||
自己確認・自己理解と現代史展示――企画展示観覧者アンケートをめぐって | 荒川 章二 | 73-80 | 展示批評 |
歴博展示をどうみたか | 三宅 明正 | 80-82 |
「1968年」をどう歴史化するのか | 大野 光明 | 83-86 |
時評 | ||
孤立化深める日本のゆくえ――変わりゆく世界のなかで | 纐纈 厚 | 87-91 |
北朝鮮非核化の行方――空転する日韓の連携 | 朴 正鎮 | 92-98 |
書評 | ||
真崎翔著『核密約から沖縄問題へ――小笠原返還の政治史』 | 池上 大祐 | 99-103 |
茂木謙之介著『表象としての皇族――メディアにみる地域社会の皇室像』 | 小山 亮 | 104-107 |
菊池信輝著『日本型新自由主義とは何か――占領期改革からアベノミクスまで』 | 清水 習 | 108-111 |
朴祥美著『帝国と戦後の文化政策――舞台の上の日本像』 | 戸ノ下 達也 | 112-117 |
加藤聖文著『満蒙開拓団――虚像の「日満一体」』 | 細谷 亨 | 118-123 |
西川祐子著『古都の占領――生活史からみる京都1945-1952』 | 安田 常雄 | 124-128 |
岩間優希著『PANA通信社と戦後日本――汎アジア・メディアを創ったジャーナリストたち』 | 吉田 則昭 | 129-134 |
文献紹介 | ||
笠原十九司著『日中戦争全史 上・下巻』 | 有薗 舟二 | 135 |
柳沢遊・倉沢愛子著『日本帝国の崩壊――人の移動と地域社会の変動』 | 谷口 洋斗 | 136 |
学会記録(2017年10月~2018年9月) | 137-138 | |
同時代史研究 バックナンバー | 139-142 | |
『同時代史研究』投稿規定 | 143 | |
『同時代史研究』掲載論文の著作権に関する申し合わせ | 143-144 | |
Summary of Articles | 145-146 |
特集 「世界都市」東京における都市再開発の同時代史 | ||
---|---|---|
特集によせて | 同時代史学会編集委員会 | 2 |
「世界都市」と呼ばれた時代――「グローバル化」史からみた東京の1980年代を再考する | 町村 敬志 | 3-13 |
2010年代巨大都市東京の地域変容――大都市東京のコミュニティの新局面 | 和田 清美 | 14-32 |
大転換のなかの東京――都市再開発と政治をめぐる研究状況 | 源川 真希 | 32-39 |
論文 | ||
被爆体験と原水爆禁止のあいだ――原水爆禁止運動分裂期における被爆者運動 | 直野 章子 | 40-57 |
研究ノート | ||
1960年代前半の沖縄における米軍と米国ビジネスの対立 | 古波藏 契 | 58-72 |
研究動向 | ||
消費社会の歴史研究に向けた課題と展望 | 原山 浩介 | 73-79 |
時評 | ||
平成から令和へ――天皇制研究者からの視点 | 瀬畑 源 | 80-86 |
展示批評 | ||
「ヒーロー」と「ピーポー」はどんな顔をしているのか――兵庫県立美術館「Oh! マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー」展評 | 山本 昭宏 | 87-89 |
書評 | ||
根本雅也著『ヒロシマ・パラドクス――戦後日本の反核と人道意識』 | 上原 こずえ | 90-94 |
早瀬晋三著『グローバル化する靖国問題――東南アジアからの問い』 | 岡田 泰平 | 95-99 |
中村江里著『戦争とトラウマ――不可視化された日本兵の戦争神経症』 | 小野寺 拓也 | 100-104 |
小杉亮子著『東大闘争の語り――社会運動の予示と戦略』 | 河西 英通 | 105-109 |
河西秀哉著『近代天皇制から象徴天皇制へ――「象徴」への道程』・『天皇制と民主主義の昭和史』 | 古川 隆久 | 110-114 |
倉橋耕平著『歴史修正主義とサブカルチャー――90年代保守言説のメディア文化』 | 柳原 伸洋 | 115-120 |
文献紹介 | ||
呉修竹著、何義麟編『在日台湾人の戦後史――呉修竹回想録』 | 大橋 史恵 | 121-122 |
杉原達編著『戦後日本の〈帝国〉経験――断裂し重なり合う歴史と対峙する』 | 黒川 みどり | 122-123 |
浅井良夫・大門正克・吉川容・永江雅和・森武麿編著『中村政則の歴史学』 | 棚井 仁 | 123-124 |
逆井聡人著『〈焼跡〉の戦後空間論』 | 千葉 慶 | 124-125 |
雨宮昭一著『協同主義とポスト戦後システム』 | 中村 元 | 125-126 |
姉歯暁著『農家女性の戦後史――日本農業新聞「女の階段」の五十年』 | 野本 京子 | 126-127 |
上田誠二著『「混血児」の戦後史』 | 平井 和子 | 127-128 |
学会記録(2018年10月~2019年9月) | 129-130 | |
同時代史研究 バックナンバー | 131-134 | |
『同時代史研究』投稿規定 | 135 | |
『同時代史研究』掲載論文の著作権に関する申し合わせ | 135-136 | |
Summary of Articles | 137-138 |
特集 歴史教育の同時代史 | ||
---|---|---|
特集によせて | 同時代史学会編集委員会 | 2 |
批判が忌避される時代の歴史教育 | 今野 日出晴 | 3-16 |
歴史教育の課題と通史の公共性――集合的記憶と批判的精神 | 及川 英二郎 | 16-29 |
歴史認識を育むために――歴史教育の現実を見つめて | 黒川 みどり | 30-37 |
論文 | ||
戦後大阪の演劇運動と労働者の主体形成――大阪府職演劇研究会を中心として | 長島 祐基 | 38-54 |
戦争犯罪者に関する援護立法の成立――圧力団体・戦争受刑者世話会の活動を中心に | 中立 悠紀 | 55-74 |
小特集 広島平和記念資料館の展示リニューアルをめぐって | ||
小特集によせて | 同時代史学会編集委員会 | 75 |
記憶の固有性をつかみなおす――「ヒロシマ」を語る言葉と平和記念資料館 | 明知 隼二 | 76-83 |
ヨーロッパの戦争博物館における世界大戦の展示 | 北村 陽子 | 83-90 |
同時代史の方法 | ||
「越境」と「経験」を反芻し、同時代史研究を更新する試み――杉原達の経験と思想に即して | 大門 正克 | 91-104 |
展示批評 | ||
グローバル・ヒストリーとハワイ――国立歴史民俗博物館「ハワイ 日本人移民の150年と憧れの島のなりたち」展評 | 矢口 祐人 | 105-108 |
書評 | ||
佐々木啓著『「産業戦士」の時代――戦時期日本の労働力動員と支配秩序』 | 市原 博 | 109-113 |
鬼嶋淳著『戦後日本の地域形成と社会運動――生活・医療・政治』 | 大串 潤児 | 114-118 |
吉見義明著『買春する帝国――日本軍「慰安婦」問題の基底』 | 金 富子 | 119-124 |
油井大三郎著『平和を我らに――越境するベトナム反戦の声』 | 黒川 伊織 | 125-130 |
河西英通著『「社共合同」の時代――戦後革命運動史再考』――東北から新たな戦後社会運動史像を塑造する | 後藤 彰信 | 131-133 |
細谷亨著『日本帝国の膨張・崩壊と満蒙開拓団』 | 野本 京子 | 134-139 |
本岡拓哉著『「不法」なる空間にいきる――占拠と立ち退きをめぐる戦後都市史』 | 初田 香成 | 140-145 |
根津朝彦著『戦後日本ジャーナリズムの思想』 | 別府 三奈子 | 146-151 |
文献紹介 | ||
大野光明・小杉亮子・松井隆志編『運動史とは何か(社会運動史研究1)』 | 戸邉 秀明 | 152-153 |
兵藤釗(聞き手 野村正實・上井喜彦)『戦後史を生きる――労働問題研究私史』 | 三宅 明正 | 153-154 |
学会記録(2019年10月~2020年3月) | 155-156 | |
同時代史研究 バックナンバー | 157-160 | |
『同時代史研究』投稿規定 | 161 | |
『同時代史研究』掲載論文の著作権に関する申し合わせ | 161-162 | |
Summary of Articles | 163-164 |
特集 日本社会の人種主義――日本でBLM運動を考える | ||
---|---|---|
特集によせて | 同時代史学会編集委員会(川口 悠子・上原 こずえ) | 2 |
Texts That Matter ――黒人解放闘争の開放性と連帯の文献系譜学 | 阿部 小涼 | 3-17 |
現代日本社会における人種的差別の実態――「日本には人種差別はない」ということの人種差別的な帰結 | 下地 ローレンス吉孝 | 18-28 |
論文 | ||
戦後沖縄における「記録者」たちの誕生――沖縄戦体験記録運動のはじまり | 須田 佳実 | 29-44 |
1950年代の韓国における〈兵役忌避者〉と日本 | 森田 和樹 | 45-61 |
時評 | ||
コロナ危機下の若年女性の貧困 | 杉田 真衣 | 62-67 |
英国における1918年インフルエンザ大流行から考える現在 | 永島 剛 | 68-75 |
展示批評:国立アイヌ民族博物館 基本展示 | ||
日本のアイヌ政策の矛盾――国立アイヌ民族博物館の基本展示が伝えること | 坂田 美奈子 | 76-81 |
展示批評:国立歴史民俗博物館 企画展示「 |
||
ジェンダーの視点で見る「性差の日本史」――国立歴史民俗博物館 企画展示「 |
及川 英二郎 | 82-86 |
アメリカ史研究者がみたジェンダーの日本史――国立歴史民俗博物館 企画展示「 |
兼子 歩 | 87-92 |
書評 | ||
舟橋正真著『「皇室外交」と象徴天皇制 1960~1975年――昭和天皇訪欧から訪米へ』 | 井上 正也 | 93-95 |
清水寛著『太平洋戦争下の国立ハンセン病療養所――多磨全生園を中心に』 | 大高 俊一郎 | 96-100 |
平井一臣著『ベ平連とその時代――身ぶりとしての政治』 | 大野 光明 | 101-106 |
吉澤文寿編『歴史認識から見た戦後日韓関係――「1965年体制」の歴史学・政治学的考察』 | 金 耿昊 | 107-111 |
桐山節子著『沖縄の基地と軍用地料問題――地域を問う女性たち』 | 知花 愛実 | 112-116 |
コンペル・ラドミール著『長い終戦――戦後初期の沖縄分離をめぐる行政過程』 | 土井 智義 | 117-121 |
森類臣著『韓国ジャーナリズムと言論民主化運動――『ハンギョレ新聞』をめぐる歴史社会学』 | 根津 朝彦 | 122-127 |
加藤諭著『大学アーカイブズの成立と展開――公文書管理と国立大学』 | 福島 幸宏 | 128-131 |
源川真希著『首都改造――東京の再開発と都市政治』 | 丸山 真央 | 132-136 |
西井麻里奈著『広島 復興の戦後史――廃墟からの「声」と都市』 | 本岡 拓哉 | 137-141 |
広田照幸編著『歴史としての日教組 上巻 結成と模索/下巻 混迷と和解』 | 山本 公徳 | 142-147 |
黒川みどり、山田智著『評伝 竹内好――その思想と生涯』 | 山本 義彦 | 148-153 |
文献紹介 | ||
松沢哲成著『戦後日本〈ロームシャ〉史論』 | 小美濃 彰 | 154-155 |
藤野豊著『「黒い羽根」の戦後史――産業合理化政策と失業問題』 | 佐川 享平 | 155-156 |
広瀬玲子著『帝国に生きた少女たち――京城第一公立高等女学校生の植民地経験』 | 崔 誠姫 | 156-157 |
武田晴人・林采成編『歴史としての高成長――東アジアの経験』 | 湯浅 俊介 | 157-158 |
福間良明著『「勤労青年」の教養文化史』 | 和崎 光太郎 | 158-159 |
学会記録(2020年4月~2021年3月) | 160-161 | |
同時代史研究 バックナンバー | 162-166 | |
『同時代史研究』投稿規定 | 167 | |
『同時代史研究』掲載論文の著作権に関する申し合わせ | 167-168 | |
Summary of Articles | 169-170 |
特集 地球環境問題の同時代史を生きる──科学と教育のアクチュアリティを構想する | ||
---|---|---|
特集によせて | 同時代史学会編集委員会(上田 誠二) | 2 |
国際政治の中の地球温暖化問題 | 米本 昌平 | 3-12 |
地球環境問題をどう学ぶか――水俣/MINAMATA学習の歴史と現在 | 小川 輝光 | 12-23 |
時評 | ||
台湾における婚姻平等化が意味するもの | 鈴木 賢 | 24-31 |
マーク・ラムザイヤー論文の問題点――被差別部落の歴史記述をめぐって | 寺木 伸明 | 32-40 |
書評 | ||
古関彰一『対米従属の構造』 | 植村 秀樹 | 41-45 |
飯倉江里衣『満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史――日本植民地下の軍事経験と韓国軍への連続性』 | 及川 琢英 | 46-49 |
山縣大樹『帝国陸海軍の戦後史――その解体・再編と旧軍エリート』 | 荻 健瑠 | 50-55 |
渡辺治『「平成」の天皇と現代史』 | 河西 秀哉 | 56-60 |
鈴木陽子『「病者」になることとやめること――米軍統治下沖縄におけるハンセン病療養所をめぐる人々』 | 桑畑 洋一郎 | 61-65 |
望月詩史『石橋湛山の〈問い〉――日本の針路をめぐって』 | 姜 克實 | 66-70 |
赤澤史朗『戦中・戦後文化論――転換期日本の文化統合』 | 高田 雅士 | 71-76 |
金子龍司『昭和戦時期の娯楽と検閲』 | 戸ノ下 達也 | 77-82 |
謝花直美『戦後沖縄と復興の「異音」――米軍占領下 復興を求めた人々の生存と希望』 | 洪 玧伸 | 83-88 |
文献紹介 | ||
熊本博之『交差する辺野古――問いなおされる自治』 | 上原 こずえ | 89-90 |
黒川伊織『戦争・革命の東アジアと日本のコミュニスト――1920-1970年』 | 鈴木 貫樹 | 90-91 |
奥村哲『文化大革命への道――毛沢東主義と東アジアの冷戦』 | 竹茂 敦 | 91-92 |
伊藤正直『戦後文学のみた 〈高度成長〉』 | 中村 一成 | 92-93 |
北河賢三・黒川みどり編著『戦中・戦後の経験と戦後思想――一九三〇―一九六〇年代」/出原政雄・望月詩史編『「戦後民主主義」の歴史的研究』 | 松井 慎一郎 | 93-94 |
成田千尋『沖縄返還と東アジア冷戦体制――琉球/沖縄の帰属・基地の変容』 | 松田 春香 | 94-95 |
金富子・小野沢あかね編『性暴力被害を聴く――「慰安婦」から現代の性搾取へ』 | 港 那央 | 95-96 |
姜徳相聞き書き刊行委員会編『時務の研究者 姜徳相――在日として日本の植民地史を考える』 | 山本 興正 | 96-97 |
学会記録(2021年4月~2022年3月) | 98-99 | |
同時代史研究 バックナンバー | 100-104 | |
投稿規定 | 105 | |
『同時代史研究』掲載論文等の著作権に関する申し合わせ | 105-106 | |
執筆者紹介・編集後記 | 107 |
論文 | ||
---|---|---|
収容地区の残留那覇市民に関する移動の政治――米軍占領下、沖縄の労働と福祉を巡って | 謝花 直美 | 2-17 |
特集 同時代史学会設立20周年 | ||
同時代史学会20年特集によせて | 菊池 信輝 | 18 |
同時代史学会の創立と戦後史研究 | 浅井 良夫 | 18-23 |
占領史と同時代史――会創立期の理念から | 三宅 明正 | 23-30 |
同時代史学会20年史年表 | 同時代史学会(長谷川 亮一) | 31-60 |
時評 | ||
ウクライナ戦争と日本の軍拡と | 菊池 信輝 | 61-67 |
映画批評 | ||
ドキュメンタリー映画『私のはなし 部落のはなし』を観る | 藤野 豊 | 68-75 |
展示批評 | ||
ふたつの復帰50年展をみて思う | 明田川 融 | 76-78 |
「復帰」50年に「沖縄」を東京でみる | 堀内 健司 | 79-81 |
沖縄・日系移民の過去と現在 | 伊佐 由貴 | 82-87 |
書評 | ||
鈴木裕子著『忘れられた思想家・山川菊栄――フェミニズムと戦時下の抵抗』 | 井上 直子 | 88-92 |
小林武著『平和的生存権の展開』 | 河上 暁弘 | 93-98 |
奥健太郎・黒澤良編『官邸主導と自民党政治――小泉政権の史的検証』 | 小口 晃平 | 99-104 |
金耿昊著『積み重なる差別と貧困――在日朝鮮人と生活保護』 | 鄭 栄桓 | 105-110 |
平石直昭著『福澤諭吉と丸山眞男――近現代日本の思想的原点』 | 都築 勉 | 111-115 |
土井智義著『米軍の沖縄統治と「外国人」管理――強制送還の系譜』 | 徳田 匡 | 116-120 |
大門正克・長谷川貴彦編著『「生きること」の問い方――歴史の現場から』 | 中村 元 | 121-125 |
渡邊英里著『中上健次論』 | 宮本 正人 | 126-130 |
文献紹介 | ||
平良好利・高江洲昌哉編『戦後沖縄の政治と社会――「保守」と「革新」の歴史的位相』 | 明田川 融 | 131-133 |
櫻澤誠『沖縄観光産業の近現代史』 | 上原 こずえ | 133-135 |
前田勇樹・古波藏契・秋山道宏編『つながる沖縄近現代史――沖縄のいまを考えるための十五章と二十のコラム』 | 河戸 芙美 | 136-138 |
兼子歩・貴堂嘉之編著『「ヘイト」に抗するアメリカ史――マジョリティを問い直す』 | 戸田山 祐 | 138-140 |
学会記録(2022年4月~2023年3月) | 141-142 | |
同時代史研究 バックナンバー | 143-147 | |
投稿規定 | 148 | |
『同時代史研究』掲載論文等の著作権に関する申し合わせ | 148-149 | |
Summary of Articles | 150 | |
執筆者紹介・編集後記 | 151 |
特集 ボーダーコントロールの同時代史 | ||
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特集に寄せて | 同時代史学会編集委員会 | 2 |
もうひとつの1952年体制――「出移民国」としての戦後日本と在米日系人社会 | 南川 文里 | 3-17 |
フィリピン女性エンターテイナーとJFC――国家、家族、支援者と当事者のトランスナショナルな交差の同時代史として | 小ヶ谷 千穂 | 17-29 |
米国統治下の沖縄における日本国籍――入館制度との関係をめぐって | 土井 智義 | 30-45 |
論文 | ||
米国『タイム』誌報道に見る美智子妃――登場から訪米までの2年間に注目して | 田中 俊雄 | 46-63 |
東京裁判・BC級戦犯裁判と昭和天皇――天皇は忠誠者/戦争犯罪者といかに向きあったのか 1944~1959年 | 中立 悠紀 | 64-79 |
自衛隊員募集体制と地方自治体(1952~1973年) | 松田 ヒロ子 | 80-95 |
戦後日本における「中国残留婦人」への眼差し――新聞資料を中心に | 森川 麗華 | 96-113 |
時評 | ||
文化財返還問題をめぐる近年の動向 | 八並 廉 | 114-122 |
展示批評 | ||
韓国での強制動員被害者・遺族の「声」展示の試み――日帝強制動員被害者支援財団「消えていく声――戦争と産業遺産、忘れられた犠牲者の話」展評 | 野木 香里 | 123-127 |
資料紹介 | ||
神崎清コレクションについて――戦後史の断片をあつめる | 加藤 千香子 | 128-137 |
書評 | ||
小山田紀子、吉澤文寿、ウォルター・ブリュイエール=オステル編著『植民地化・脱植民地化の比較史――フランス―アルジェリアと日本―朝鮮関係を中心に』 | 岡田 泰平 | 138-143 |
若林悠著『戦後日本政策過程の原像――計画造船における政党と官僚制』 | 荻 健瑠 | 144-149 |
野添文彬著『沖縄県知事――その人生と思想』 | 小口 晃平 | 150-156 |
増田弘編著『戦後保守政治家の群像――自民党の変容と多様性』 | 下村 太一 | 157-162 |
黒川みどり著『被差別部落に生まれて――石川一雄が語る狭山事件』 | 福岡 安則 | 163-168 |
平井和子著『占領下の女性たち――日本と満洲の性暴力・性売買・「緻密な交際」』 | 古久保 さくら | 169-174 |
及川英二郎著『現代日本の規律化と社会運動――ジェンダーと産報・生協・水俣』 | 満薗 勇 | 175-179 |
文献紹介 | ||
南塚信吾・小谷汪之・木畑洋一編『歴史はなぜ必要なのか――「脱歴史時代」へのメッセージ』 | 蒲原 まゆみ | 180-182 |
NPO法人 都市無差別爆撃の原形・重慶大爆撃を語り継ぐ会編『カラー映画に撮られた重慶大爆撃――数奇な運命を辿った記録映画『苦干』の世界』 | 小林 元裕 | 182-185 |
仁昌寺正一著『平和憲法をつくった男 鈴木義男』 | 春藤 憂 | 185-187 |
大門正克・岡田知弘・川内淳史・河西英通・高岡裕之編『「生存」の歴史をつなぐ――震災10年、「記憶のまち」と「新たなまち」の交差から』 | 野坂 真 | 187-190 |
松本洋幸・大西比呂志編『首都圏形成の戦後史――計画・開発と自治体』 | 舩戸 修一 | 190-192 |
学会記録(2023年4月~2024年3月) | 193-194 | |
同時代史研究 バックナンバー | 195-200 | |
同時代史学会学会誌『同時代史研究』投稿規定 | 201 | |
『同時代史研究』掲載論文等の著作権に関する申し合わせ | 201-202 | |
Summary of Articles | 203-207 | |
執筆者紹介・編集後記 | 209 |