同時代史学会編集委員会規程・細則


〈同時代史学会編集委員会規程〉

  1. 委員会は、編集委員長1人、副編集委員長2人、委員3人の計6人の委員によって構成する。
  2. 2. 編集委員長は、編集委員会の推薦に基づいて理事会においで選任する。編集委員長は理事を兼任する。
  3. 編集委員長、副編集委員長および編集委員の任期は2年とする。なお、理事会の承認を得て、1年を限度に任期を延長することができる。再選は妨げないが3選は禁止する。
  4. 編集上の重要な事項は、理事会と打ち合わせのうえで決定する。
  5. 編集委員会は必要に応じて、編集委員長が招集する。
  6. 本規程および編集に関する細則は別に定める。細則については、編集委員会で審議および決定し、理事会での承認を得る。
  7. 編集事務所は理事会の定めるところに置く。

〈同時代史学会編集委員会規定細則〉

◇同時代史学会学会誌編集規定

  1. 同時代史学会の編集・発行する学会誌は、『同時代史研究』という。
  2. 『同時代史研究』の発行は、年一回を原則とする。
  3. 『同時代史研究』は、論文、研究ノート、資料紹介、研究動向、学術交流報告、書評、研究・資料機関紹介、文献紹介などによって構成される。内容は、原則として、日本を中心とする第2次世界大戦以後の歴史に関するものとする。
  4. 上記のすべてのジャンルに対して、別に定める「同時代史学会学会誌投稿規定」によって投稿原稿を受け付ける。
  5. 投稿原稿については、別に定める「同時代史学会学会誌審査規定」によって審査するものとする。
  6. 上記のすべてのジャンルについて、編集委員会から原稿執筆を依頼することができる。依頼原稿については、編集委員会の決定によって依頼し、規定による審査は行わず、編集委員会の判断で掲載する。
  7. 論文、研究ノートについては、投稿原稿を原則とする。ただし、編集委員会で特集などを組む場合には、この限りではない。
  8. 書評、文献紹介については、原則として、編集委員会において対象とする書籍を決定し、主に会員を中心にして原稿を依頼する。
  9. 編集委員会は、投稿原稿の審査について、審査内容の基準を定めておくことができる。
  10. 編集委員会は、投稿原稿に対して、編集委員会内における査読と、審査員(会員を基本とするが必要に応じて非会員も可能、編集委員会で選定)による審査を実施する。
  11. 審査結果の通知は、その方法や内容について、編集委員会で個々の投稿原稿に即して検討し、実施する。
  12. 投稿原稿を『同時代史研究』に掲載した場合(あるいは、掲載を編集委員会が決定した段階)には、必要に応じて編集委員会は、その投稿原稿執筆者に対して、査読付き原稿(あるいは査読付き掲載決定原稿)であることの証明書を発行することができる。

◇同時代史学会学会誌投稿規定

  1. 『同時代史研究』の投稿資格は、同時代史学会の会員とします。
  2. 投稿原稿は日本語とします。原稿枚数は、ジャンル別に下記のような限度があります。400字詰め原稿用紙換算(図・表・注を含む)。論文70枚、研究ノート50枚、資料紹介40枚、研究動向30枚。
  3. 内容は、本会の設立趣意書に沿うものとします。
  4. 投稿原稿は、未発表のものに限り、他誌等への二重投稿は認めません。
  5. 投稿原稿は、本会が定める【執筆要領】に従って執筆して下さい。
  6. 投稿原稿の締切日は、編集委員会の定める日とします。締切日までに、原稿と論文要旨(800字程度)各1部を、編集委員会宛に送って下さい。あわせて締め切りまでに、原稿・要旨の電子ファイルを、編集委員会宛に電子メール添付にてご送付ください。なお、原稿掲載が決定してから、英文タイトル・英文要旨を提出して頂きます。
  7. 投稿原稿は、編集委員会が審査し、採否を決定します。
  8. 原稿は、原則として Word(.docx あるいは .doc)ファイルを提出ください。また採用決定後には、確実に紙面上で再構成するため、文中に入っている図表・写真なども、原稿とあわせて Excel 等で元データをお送りください。
  9. 採用原稿の執筆者校正は一回までです。なお校正時の加筆・修正を含む改訂は認められません。編集委員会の指示に従わずに、校正段階で論文内容の変更がおこなわれた場合には、学会誌への掲載を取り消すことがあります。
  10. 投稿原稿は、採否に関わりなく返却致しません。
  11. 原稿料は、支払いません。
  12. 『同時代史研究』に掲載された論文等は、原則として一年間は他の転載は控えて下さい。

(2023年3月24日改訂)

◇同時代史学会学会誌審査規定

  1. 本規定は、『同時代史研究』に掲載する投稿論文等に関する審査制度について定めるものである。
  2. 『同時代史研究』編集委員会(以下編集委員会)は、投稿された論文等を編集委員が査読する。そして、審査に当たる審査員(会員を基本とするが必要に応じて非会員も可能)を選定し、審査を依頼する。
  3. 審査員に対して編集委員会は、次の要領で審査を依頼する。審査結果の区分として、A評価は無条件に掲載できるもの、B評価は審査員からの訂正・改善要請に応じた修正がなされた場合に掲載できるもの、C評価は掲載不可とするが書き直し再投稿を期待するもの、D評価は掲載不可とするもの。B評価の基準は、およそ1ヶ月~2ヶ月の期間内に訂正・改善可能なものとする。
  4. 審査員の審査結果および編集委員の査読結果をふまえて、編集委員会で最終的な審査結果を決定し、掲載の可否などを判断する。審査結果の理由や、訂正・改善すべき点については、編集委員会が責任をもって投稿者に通知する。なお、その際には審査員の匿名性が維持されるように配慮する。
  5. 審査期間は、おおむね3ヶ月から4ヶ月を基準とする。
  6. 審査結果通知に基づいて、指定期間内に修正された論文等の『同時代史研究』掲載については、編集委員会が判断する。そして、その結果を投稿者および審査員に通知する。

◇同時代史学会学会誌執筆要領

1. 一般事項

  1. 原稿は、原則として Word(.docx あるいは .doc)ファイルとします。また採用決定後には、確実に紙面上で再構成するため、文中に入っている図表・写真なども、原稿とあわせて Excel 等で元データの提出をお願いいたします。
  2. 原稿は横書きとし、1行40字・30行とします。用紙はA4縦置きとして下さい。やむをえず手書きの場合には、通常の原稿用紙を使用して下さい。
  3. 原稿は訂正や挿入のない清書稿とします。
  4. 論文の構成は以下にように記入して下さい。章・節などの文字は使用しないで下さい。 なお、原則として、章・節・項にはそれぞれにタイトル(見出し)を付すようにして下さい。また、「はじめに」と「おわりに」を設ける場合には、それには章番号は付さないで下さい(「Ⅰ はじめに」という書き方はしないで下さい)。
  5. 章のタイトルは、前後1行ずつあけて、本文との区別を明瞭にして下さい。
  6. 字体は原則として全角文字を使用して、倍角、装飾文字は使用しないで下さい。ただし、数字については (8) の通りです。
  7. 文章中の句読点については、「、」「。」を用います。
  8. 数字、単位の表記は、算用数字を用います。
    数字は半角とし、4桁ごとに読み(兆、億、万)を付し、小数点はピリオド(.)を用い、メートルなどの単位は記号を用います(例 12万3456m)。カンマは入れません。
  9. 西暦表記を基本とします。ただし、和暦が必要な場合には、例えば、1987(昭和62)年というようにして下さい。また、「昭和50年代」など必要に応じて和暦を用いることもできます。

2. 注の付け方、書き方

  1. 注の文字は、本文と同じ大きさにします。
  2. 本文中で注番号を付す箇所は、文末または引用文末とします。
  3. 注は本文末に一括掲載します。章ごとには置きません。したがって、注番号は通し番号とし、算用数字を用いて (1)、 (2)、 (3) で表記します。なお、ワープロのソフトの脚注機能を使用する場合には、表記方法はその機能にしたがったものであって構いません。ただ、算用数字を使用し、注番号であることが明瞭になるように注意して下さい。

3. 文献の表記

【日本語文献】
  1. 単行本:著者名(著は省略)『書名』発行所、発行年(西暦)、引用頁。
  2. 論文A:著者名「論文名」(『雑誌名』巻号数、発刊年月)引用頁。
  3. 論文B:著者名「論文名」(編著者名『書名』発行所、発刊年)引用頁。
  4. 新聞記事:『新聞名』発行年月日
  5. 2度以上の引用の場合には、前掲書または前掲稿と記入し、継続しての引用の場合には、同前書または同前稿と記入して下さい。同一箇所の引用については、同上と記入して下さい。なお、前掲と記入する場合には、その文献が最初に出てきた注の番号を(注1)というように入れて下さい。
    例 安田常雄編前掲書(注6)145頁。 安田常雄前掲論文(注8) etc
【外国語文献】
  1. 編著者名は、ファミリーネーム(姓)とファーストネーム(名)等の表記の順序は、それぞれの民族、国民、地域などの固有の順序を尊重します。表記は原則として、原書大扉の表記に従ってください。
  2. ページは、「p.」または「pp.」等を使用して下さい。ただしドイツ語、ロシア語、ギリシア語等の専門分野に固有の表記を使用しても結構です。
  3. 編者などの「編」は、 ed. あるいは eds. を丸括弧を用いて補って下さい。
  4. 同書、前掲書 ibid, op. cit. はイタリックにして下さい。その場合には、日本語文献と同様に、その文献が最初に出てくる注の番号を(note 6)と入れて下さい。
【史料など】
  1. 原則として史料情報は、他の研究者が情報から該当史料を確認できるようにすることが肝要ですが、非公開の史料もありますので、所蔵者の方針に従って下さい。仮題を付す場合には( )内に記入して下さい。使用史料が史料群の一部の場合は、所収されている史料名を付して下さい。所蔵者が個人の場合には、敬称として「氏」を使用しても構いません。マイクロフィルムなどの複製史料の場合の場合には、そちらの情報についても記入して下さい。
  2. インタビューについては、インタビューが行われた日時、および方法などについて記入して下さい。
  3. 2度以上の引用の場合には、【日本語文献】 (5) の引用方法と同様の対応をして下さい。

4. 図表等

  1. 図表は、図と表を分けず、通し番号を付します(図表1、図表2など)。
  2. 図表の下に出典を明記します。
  3. 本文中に、図表の挿入位置を指示します。
  4. 図表も原稿枚数に含みます。
  5. 図表は、1つずつ別の用紙を用います。
  6. 図表の場合には、版を起こさずそのまま拡大・縮小して印刷する場合がありますので、清書稿とし、大きさなどに配慮して下さい。

5. 提出方法および問い合わせ

  1. 原稿送付の際には、封筒表紙に「同時代史学会学会誌原稿在中」と朱書きして下さい。なお、作業の都合上、可能であればPDFファイルにしたものもあわせて送付ねがいます。
  2. 掲載が決定した原稿については、プリントアウトした原稿と電子ファイルを提出していただきます。具体的な送付方法についてはご連絡いたします。
  3. なお、提出していただく電子ファイルは、ワード・エクセル形式(図表)にして下さい。
  4. また、その際に、和文原稿の場合には、英文タイトル、英文要旨(400単語程度)もあわせて提出していただくことになります。
  5. 原稿送付先・問い合わせ先については、「投稿論文の募集について」の宛先をご参照ください。