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2008年

歴史学研究会近代史部会11月例会「ナショナル・ヒストリーのつくり方」

日時 2008年11月9日(日) 13時~17時
会場 早稲田大学26号館(大隈記念タワー)302教室
   東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩3分
   ※地図 http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
参加費 レジュメ代のみ実費をいただきます

報告

立石洋子氏
「スターリン政権期のソ連における自国史像の変遷」
長谷川亮一氏
「「皇国史観」における「日本」の範囲と「八紘為宇」の理念――文部省編纂書籍を中心に」

※参考文献
長谷川亮一『「皇国史観」という問題』(白澤社,2008年)
立石洋子「ソ連における「国民史」の創造」(『歴史学研究』845,2008年)

主催:歴史学研究会近代史部会
http://rekiken-kindai.blogspot.com/

シンポジウム『鹿野政直思想史論集』をどう読むか

【開催主旨】

 このたび、『鹿野政直思想史論集』全7巻(岩波書店、2007.11~2008.5)の完結を機に、鹿野先生が早稲田大学大学院で最初にゼミを担当されたころの院生だったものが中心になって、「『鹿野政直思想史論集』をどう読むか」をテーマにシンポジウムを企画することにいたしました。

 鹿野先生の研究は、幕末・明治思想史にはじまり、大正デモクラシー、民間学、女性史、沖縄史、心身史、歴史意識など、さまざまな問題・領域に及び、独自の思想史を築いてこられました。その思想史研究は、たえず歴史のなかの個性に眼を注ぐとともに、歴史(「近代」)と現在にどう向き合うかを問い、私たち読者に、歴史と人間について、歴史と現在について、考えることを触発しつづけてきました。

 今回の『思想史論集』では、各巻で先生自身がこれまでの研究をふり返るとともに、現時点での問題意識と課題を示した「問いつづけたいこと」を書かれています。私たちはこれを受けて、鹿野思想史学に応答し議論する機会を持ちたいと考え、早稲田大学で歴史学を学んだものに限らず、多くの読者に参加を呼びかけることにしました。

 つきましては、下記の要領で広く報告者をお願いしてシンポジウムを開催いたしますので、ご参加くださいますよう、ご案内申しあげます。

4月1日 阿部恒久・内海 孝・大日方純夫・北河賢三

【開催要項】

日時 2008年6月7日(土)午後1時開場 1時15分~4時45分

会場 早稲田大学早稲田キャンパス
   小野梓記念館(27号館)地下2階 小野記念講堂
   *施設概要・周辺地図は、http://www.waseda.jp/cac/ono.html を参照してください。
   *小野講堂は以前、キャンパス内7号館にありましたが、最近正門を出てすぐの低層の建物に移設されています。ご来場の際はあらかじめお気をつけください。

概要 シンポジウムの趣旨説明
   北河賢三氏「触発する歴史学―読者にとっての鹿野思想史」
   長志珠絵氏「鹿野史学を考える―近代化とジェンダー」
   伊佐眞一氏「沖縄からみた鹿野思想史」
   安田常雄氏 3報告を受けてのコメント
   会場からの発言・討論
   鹿野政直氏からの応答

問合先 〒162-8644 新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院 大日方純夫研究室 (tel. 03-5286-3739)

歴史学研究会総合部会2007年度第1回・第2回例会

◆歴史学研究会総合部会2007年度第1回例会
 「男性史」は何をめざすか ―― その現状と可能性をめぐって ――

日時 2007年12月15日(土)13:00~17:00
会場 大阪経済法科大学・東京麻布台セミナーハウス2F大会議室
   (東京メトロ日比谷線神谷町駅1番出口より徒歩3分)
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html

報告者 阿部恒久氏
    兼子歩氏
討論者 加藤千香子氏
資料費 300円

◆歴史学研究会総合部会2007年度第2回例会
 公文書の管理・保存・公開と歴史学 ―― 情報公開法施行後の現状と課題 ――

日時 2008年1月12日(土) 13:30~17:30
会場 東京大学本郷キャンパス 法文1号館1F112教室
   (東京メトロ本郷三丁目駅より徒歩8分)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

報告者
 瀬畑源氏(一橋大学大学院社会学研究科後期課程・日本現代史)
  「情報公開法と公文書管理問題―日本現代史研究者の立場から」
 高橋滋氏(一橋大学大学院法学研究科教授・行政法)
  「公文書管理体制と歴史研究のあいだ―情報公開法・個人情報保護法との関係で」
 石原一則氏(神奈川県立公文書館・アーカイブズ学)
  「地方自治体の公文書管理体制―神奈川県立公文書館の場合」(仮)

資料代:300円

詳しくは歴史学研究会サイト http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekiken/ をご覧下さい。