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9月

第34号【2012年度年次大会のお知らせ】

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     同時代史学会電子メールニュース
                    第34号(2012年9月26日)
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 12月8日に千葉大学西千葉キャンパスで行われる2012年度年次大会の詳細が決定
致しました。皆様お誘い合わせのうえ、よろしくご参加のほど、お願いいたします。
 なお、午前中の部の自由論題報告の詳細につきましては、HPの方をご参照ください。
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2012年度年次大会のお知らせ
大会テーマ「同時代史をどうみるかーーさまざまな分野の研究者のとらえた日本の同時代史像」
 以下の要領で本年度大会を開催いたしますので、ご参加下さい。なお、今年度より午前の部は自由論題
報告となります。
午前の部「自由論題 」
(詳細はHPをご覧下さい)
http://www.geocities.jp/doujidaisigakkai/annual_meetings/2012.html#summary
午後の部・大会企画「同時代史をどうみるかーーさまざまな分野の研究者のとらえた日本の同時代史像」
 同時代史学会は、歴史学、政治史、経済史、思想史、国際関係史、労働史等等、学問的なディシプリン
を少しずつ異にする分野の研究者が集まって、同時代の日本と世界を歴史的にとらえようとしてきました。
発足以来、大会や会誌を通して一定の研究成果をあげてきたと自負するものですが、近現代の日本を直接の
フィールドとする人びとが、史的な考察を行うところに、相対的に大きなウエイトが置かれてきました。
 今回の大会では、向き合う方向を逆にして、日本の近現代を直接の専門的な対象とはしていない人びとが、
同時代史、わけても日本のそれをどのように考えるのか、考えてきたのか、そこに焦点をあてることとしま
した。
 いわゆる外国史研究、ならびに日本の前近代史研究を専門とする人びとは、同時代の日本を強く意識しつ
つ、自らの専門とする地域、時代の歴史像を造ってきました。その背後にはそれぞれの人が生きた、生きて
きた日本の同時代史像があるわけです。これらの人びとの問題関心や問題設定の仕方には、同時代、とくに
日本のそれを歴史的に考察しようとする全ての人にとって、示唆的な論点、とくに自省のための視点が数多
く含まれていると考えられます。
 このような理解から、今回の大会では、次の方々(敬称略)にパネリストをお願いして、表題のテーマを
議論することとしました。
   森建資(イギリス、労使関係)
   南塚信吾(ハンガリー、世界史)
   小谷汪之(インド、近代社会)
   久保亨(中国、現代史)
   荒野泰典(前近代日本、国際関係)
 パネリストの方々には、1 どのような歴史的な背景と問題関心とから、それぞれの対象に接近してきたのか、
2 同時代の日本において自らの研究課題をどのように位置づけてきたのか、これら2つの点を中心にそれぞれ話
してもらい、それをふまえて会場の参加者と共に議論していきたいということを伝えました。その際には、冷戦、
民主主義、社会主義、経済成長、グローバル化といった用語を意識してほしいということと、日本の同時代を直
接の対象とした歴史研究(日本現代史とか戦後史などと一般には呼ばれています)をどのようにみてきたのか、
できるだけ批判的にコメントしてほしいということを要望しました。
 会員のみなさんの積極的な参加をお願いします。
                      モデレーター 三宅明正
日時
 2012年12月8日(土) 10:00 ~ 17:00(9時30分受け付け開始)
スケジュール
 午前9時30分  開場
 10時から    自由論題 (人文社会科学系総合研究棟1階の4つの教室)
 12時から    総会 (人文社会科学系総合研究棟1階マルチメディア講義室)
 12時30分から  休憩・昼食
 13時30分から  大会企画(人文社会科学系総合研究棟1階マルチメディア講義室)
 17時から20時 懇親会(人文社会科学系総合研究棟2階グラジュエイトラウンジ)
会場
 千葉大学西千葉キャンパス(総武線西千葉駅、もしくは京成千葉線みどり台駅)・人文社会科学系総合研究棟1階
 千葉大学西千葉キャンパスまでのルートは、
   http://www.chiba-u.ac.jp/access/nishichiba/
 会場の人文社会科学系総合研究棟へのルートは、
   http://www.chiba-u.ac.jp/campus_map/nishichiba/index.html
 を、ご参照ください。
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担当    菊池 信輝
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