みなさま 平素は本会の活動をご支援いただき、まことにありがとうございます。 さて、同時代史学会・第31回関西研究会ですが、下記のようにオンラインにて開 催いたします。 みなさまお誘い合わせのうえ、よろしくご参加のほど、お願いいたします。 ==== 同時代史学会・第31回関西研究会 〈報告者〉 本岡拓哉氏(同志社大学人文科学研究所助教) 「京都、橋の下に住まう人々」 日時:2022年3月13日(日)14:00~17:00 Zoomにて開催 参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい) 参加の場合は、登録を下記のURLでしていただけましたら幸いです。登録後、当日 のZoomのURLが届きます。 https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZMrfuGtqD8iGdwm5g9bAfW1LBUmXXWY7cE1 配信担当:河西秀哉
Author Archives: doujidaishi
同時代史学会・第31回関西研究会
「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2022 年度前期募集
NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。
公募で採択された研究者は、東京では NHK 放送博物館・川口 NHK アーカイブス、大阪では NHK 大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。
○2021 年度後期閲覧期間 2022 年 4 月~2022 年 9 月 (1 組 30 日間まで利用可)
※コロナ感染防止のため閲覧が延期・停止になる場合があります。
○募集対象者 大学または高等専門学校、公的研究所に所属する職員・研究者、大学院生
○募集締め切り 2022 年 1 月 31 日
○募集研究数 放送博物館(6 組)・川口 NHK アーカイブス(4 組)・大阪放送局(2 組)
応募要項等詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/
歴史科学協議会第55回大会のご案内
歴史科学協議会第55回大会のご案内 ※事前申し込みが必要です(下記参照)。
※非会員の方もご参加いただけます。
※メール転送・SNS拡散、歓迎です。
開催日時:2021年12月4日(土)・5日(日)
参 加 費 :1,000円(学部生以下無料)
【全体テーマ】変貌する国家と個人・地域Ⅲ
2021年12月4日(土) 13時~(17時30分終了予定)
【テーマ】「パンデミック下の生存と新自由主義の克服」
【報 告】 永島 剛氏 「保健医療と「政府の役割」の史的変化 ―イギリスの場合」
蓑輪明子氏「コロナ禍の中の女性労働とケアの諸問題 ―その構造と歴史的文脈」
【司 会】 高岡裕之氏
2021年12月5日(日) 10時~(17時終了予定)
【テーマ】「性売買・性暴力と国家・地域・個人」
【報 告】 吉元加奈美氏「天保改革下の遊所統制の転換と堀江新地」
人見佐知子氏「娼妓と近代公娼制度 ―一次史料からみる娼妓の住み替えと廃業」
林 博史 氏「近代帝国主義諸国の軍用性的施設」
【コメント】吉見義明氏
【司 会】 佐賀 朝氏・横山百合子氏
※2本の報告の後、お昼休憩を挟みます。
今総会・大会は、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、事前申込制によるウェブ会議システムを利用したオンライン方式にて開催いたします。
ご参加いただくには、インターネット設備(PC/スマートフォン/タブレット)をご用意いただく必要がございます。
参加が困難な方がいらっしゃることも承知しており、大変心苦しいことではございますが、コロナウィルス感染拡大下における参加者の安全と研究活動継続のためのやむを得ない措置として、何卒ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
参加を希望される方は、以下のリンクよりお申し込みのお手続きをいただけますようお願いいたします。
http://www.maroon.dti.ne.jp/rekikakyo/information.html (歴史科学協議会HP〔大会案内〕)
【申し込み締め切り】2021年11月25日(木)
2021年度大会「医療の同時代史」
2021年度大会「医療の同時代史」
今年度の同時代史学会大会を、12月11日(土)に開催します。
今年度の大会はオンライン(ZOOM)開催になります。
参加を希望される方は、12月4日(土)7日(火)(延長しました)までに、下記のアドレスから参加登録を行って下さい。大会当日までに、メールにてZoomのIDをお送りします。
なお、参加は、同時代史学会会員、および会員の紹介がある方に限定します。
【大会参加登録フォーム】
タイムスケジュール
(10:0010:15 ZOOMアクセス開始)
10:30~11:35 自由論題報告(報告者1名)
牧野良成(大阪大学大学院文学研究科博士後期課程)
「日本労働組合総評議会大阪地方評議会における地区共闘組織の通時的検討」
*報告40分+質問受付5分+討論20分、時間は多少前後することがあります。
(12:10 総会ZOOMアクセス開始)
12:30~13:30 総会
(13:4013:45 全体会ZOOMアクセス開始)
14:00~18:00 全体会 「医療の同時代史」
〈研究報告〉
佐藤沙織氏(尾道市立大学)「戦後日本における医療の福祉的機能」
高岡裕之氏(関西学院大学)「1960~70年代の「国民医療」と「医療の社会化」」
〈コメント〉
廣川和花氏(専修大学)
中北浩爾氏(一橋大学)
全体会 「医療の同時代史」
趣旨文
新型コロナウィルス感染症のパンデミックが始まって,2年が経とうとしている。
つとに指摘されてきたことであるが,2011年の東日本大震災はそれ以前から進行していた地域衰退と社会矛盾を可視化する作用をもたらした。それと同様に,今回の新型コロナウィルス感染症の世界的大流行とそれへの対応のあり方には,各国において歴史的に形成されてきた社会文化的構造と,近年蓄積されてきた政治経済的矛盾とが反映している。グローバルな感染症によって,私たちは自身の拠って立つ社会の特質と矛盾とに向き合わざるを得なくなっているのである。
検討課題を日本に限定しよう。大都市圏への人口集中と,日常的に中長距離の通勤・通学の移動を強いられる都市構造。流動的なヒト同士の接触を必然化するサービス業の構成比が高い産業構造。内外のヒトの移動と交流を核心とする旅行サービスの需要喚起を,経済成長の一つの柱と位置付ける産業政策。少子化・高齢化に伴う労働力不足に直面して,なし崩しで進行する外国人労働力移入政策等々。近年の日本には,グローバルな感染症が国内を蹂躙する条件が,十分すぎるほど出揃っていたと言える。にもかかわらず,そうした感染症に対処するための手段である保健医療システムが十分に機能していないことが,このパンデミックで可視化された一つの,しかしとても重要な問題であった。
なぜ,世界有数の病床数を抱える日本で,コロナ発症患者が入院できないという事態が続発するのか。この間,報道などでも盛んに論じられたこの問題に,今のところ納得し得る有効な説明は与えられていない。喫緊の課題に対して,「まずはどうすれば良いのか」,対症療法を迫られるからである。
では歴史研究者がこの問題に向き合うためには,どのようなアプローチが可能か。それは,「なぜこのような構造が形成されてきたのか」を,歴史的な視点から問うことであろう。歴史研究者は,今回のパンデミックに対して,直接的な貢献はできないだろう。しかし,「なぜこのような構造が形成されてきたのか」を,いま問うておくことは,中長期的には今後も続発することが十分に予想される次のグローバルなパンデミックに備えるために,歴史研究者がなし得る重要な知的貢献である。
とはいえ,すでにこの問いについても,盛んに議論が提出されているように見える。その多くは,新自由主義改革がこうした事態をもたらしたのだ,というものである。すなわち,病院よりも早く機能不全に陥った保健所は,保健所法から地域保健法への転換を契機に各地で削減が進行し,それがコロナへの初期対応を困難にしたのだ,あるいは,現在のコロナ病床の多くを提供している公立病院は,この数十年間,縮小・再編され続けてきたばかりか,今回のパンデミックの直前に厚労省は公立病院の大規模削減を含む再編政策を打ち出していた,などといった議論である。こうした論点は,もちろん厳しく追及し続けなければならない。
しかし,今日の困難な事態の要因をすべて新自由主義改革で説明できるだろうか。これが,今大会で私たちが議論したい最大の“問い”である。新自由主義改革が感染症対応の最前線の現場を疲弊させる大きな要因になったことは確かだろう。だが,問題の要因はより重層的であり,それ以前から構造的に形成されていたのではないか。少なくとも戦後日本における医療体制の形成過程と,1970年代における何らかの変容を踏まえなければ,その後の新自由主義改革も,今日の困難な事態も,的確に理解できないのではないか。
今大会は以上のような問題関心のもと,以下のように,お二方の研究報告と,お二方のコメントによって構成し,議論を深めたい。
まず佐藤沙織氏の報告では,戦後日本における民間病院の経営構造や医療と福祉の関係という観点から,上記の問いに迫っていただく。佐藤報告によって,コロナ即応病床があっという間に払底してしまう現状について,その構造的要因が新自由主義改革以前にすでに形成されていたことを私たちは知るだろう。
次いで高岡裕之氏の報告では,戦後の医療史でも政治史でも十分に検討されることのなかった1960~70年代の医療構想を検討していただく。その作業を通じて,私たちは今日の日本における医療システムのオルタナティヴを歴史のなかに発見することになるだろう。
両報告について,廣川和花氏には医療史ないし広く歴史学への位置づけという視点から,中北浩爾氏には政治史の立場から,それぞれコメントを頂戴する。
当日は,会員諸氏による多数のご参加と活発な討論をお願いしたい。
同時代史学会2020年度大会 自由論題報告
「日本労働組合総評議会大阪地方評議会における地区共闘組織の通時的検討」
牧野良成(大阪大学大学院文学研究科博士後期課程)
報告要旨
1950年から89年まで左派系労働運動を牽引した日本労働組合総評議会(総評)は、中小企業労働者の組織化や政治運動の大衆動員など地域闘争の拠点となるべき存在として、都道府県内の地区単位でつくる連絡協議体(以下「地区共闘組織」)を位置づけてきた。これら地区共闘組織は通例「地区労」と総称されるものの、その呼称や性格は全国的に一様ではない。地区共闘組織には、各地の状況下で自生的に発足した例が多く、総評結成後に系列化が図られた側面があるためである。本報告では、総評大阪地方評議会(1951~89年)が府下の総評傘下組織のみで構成した地区共闘組織「地区協議会」「地区評議会」の編成と活動の実態を、通時的に検討する。検討にあたっては、総評中央の方針の変遷はもちろん、右派系勢力との対抗関係をはじめ戦前来の大阪に独特な諸点にも留意するとともに、地区共闘組織の存在や施策が後年の運動に何をもたらしたかを考察する。
同時代史学会・第30回関西研究会
みなさま 平素は本会の活動をご支援いただき、まことにありがとうございます。 さて、同時代史学会・第30回関西研究会ですが、下記のようにオンラインにて開 催することといたしました。 みなさまお誘い合わせのうえ、よろしくご参加のほど、お願いいたします。 ==== 同時代史学会・第30回関西研究会 〈報告者〉 山本昭宏氏(神戸市外国語大学) 「「放射脳」と「感謝」:東日本大震災後の日本社会における分断と統合につい ての一考察」 〈討論者〉 酒井隆史氏(大阪府立大学) 日時:2021年11月13日(土)14:00~17:00 Zoomにて開催 参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい) 参加の場合は、登録を下記のURLでしていただけましたら幸いです。登録後、当日 のZoomのURLが届きます。 このミーティングに事前登録する: https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZctceCrqz4tHNJY0wjfnQ0WxkIzVPLvxsIB 配信担当:河西秀哉
同時代史学会2021年度大会 自由論題報告者の募集
同時代史学会2021年度大会 自由論題報告者の募集
今年度の同時代史学会年次大会は、本年12月11日(土)に開催する予定で準備を進めています。つきましては、例年通り大会当日の午前中に実施される自由論題報告の報告者を募集します。日頃の研鑽を発表し合い、議論や情報交換ができる貴重な機会です。会員の皆様には、ぜひ奮ってご応募くださいますよう、お願い申し上げます。
なお新型コロナウイルス感染症の感染拡大の傾向が収束を見せていない現状に鑑み、今年度大会は昨年度と同様に、インターネットを通じたオンライン配信による開催を想定しています。管理・運営上の観点から、自由論題報告で例年行っている複数会場での開催が難しいため、応募者多数の場合、抽選により3名を上限とした報告とさせていただきます。通信機器・通信環境の準備・確認等につきまして、報告者の皆様には別途御相談さしあげます。以上の旨、ご承知おきください。
※ 例年より告知が遅くなり、申し訳ございません。締切まで約20日と短い期間ですが、ぜひご検討ください。
1.日時:2021年12月11日(土) 午前10時開始~13時30分終了(予定)
*御一人の持ち時間は報告40分+討論20分=計1時間を想定してください。
2.開催形態:Zoomを利用したオンライン開催
*運営や日程については、昨年開催と同程度を想定しています。
3.論題:1945年以降を主な対象とする歴史研究全般
4.エントリー資格:同時代史学会会員であること
*非会員で応募される方は、エントリーと同時に入会手続きをお済ませください。
参照・本会HP「入会のご案内」: http://www.doujidaishi.org/about/admission.html
5.エントリー方法:
① 報告者氏名及び現在の所属
② 報告タイトル
③ 報告要旨(400字以内)
*以上を記載の上、電子メールまたは郵送にて下記8の宛先までお送りください。
6.採否:理事会で審査の上、9月末日までに応募者本人に直接採否を通知します。
7.締切:2021年9月5日(日)必着
8.応募及び問い合わせ先:戸邉秀明(理事・東京経済大学教員)
E-mail:tobe ★ tku.ac.jp (★を@に置き換えてください)
〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34 東京経済大学 戸邉秀明 宛
*郵便で応募いただく際には、封筒に「同時代史学会自由論題応募」と添え書きしてください。
以上
旧東京帝国大学第二工学部木造校舎の解体中止を求める要望書
旧東京帝国大学第二工学部木造校舎の解体中止を求める要望書
令和3年(2021)8 月6 日
文部科学大臣 萩生田 光一 殿
文化庁長官 都倉 俊一 殿
東京大学総長 藤井 輝夫 殿
千葉大学学長 中山 俊憲 殿
千葉県知事 熊谷 俊人 殿
千葉県教育委員会教育長 冨塚 昌子 殿
千葉市長 神谷 俊一 殿
千葉市教育委員会教育長 磯野 和美 殿
歴史学研究会
委員長 若尾 政希(一橋大学教授)
歴史科学協議会
代表理事 藤本 清二郎(和歌山大学名誉教授)
代表理事 近藤 成一(放送大学教授)
同時代史学会
代 表 菊池 信輝(都留文科大学教授)
東京歴史科学研究会
代表委員 大橋 幸泰(早稲田大学教授)
千葉歴史学会
代 表 菅原 憲二(千葉大学名誉教授)
千葉歴史・自然資料救済ネットワーク
共同代表 久留島 浩(国立歴史民俗博物館特任教授)
茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク
代 表 高橋 修 (茨城大学教授)
旧東京帝国大学第二工学部木造校舎の解体中止を求める要望書
千葉県千葉市稲毛区弥生町に現存する旧東京帝国大学第二工学部の木造校舎二棟について、計画されている解体を中止し、学術調査の実施および文化財としての保存・活用を要望します。
東京帝国大学第二工学部は、アジア・太平洋戦争開戦直後の昭和17 年(1942)4 月、時局柄、軍事研究を含む工学技術者養成の要望の高まりを受けて開学しました。周辺には、鉄道第一連隊や陸軍兵器補給厰などのほか、千葉
陸軍戦車学校や千葉陸軍防空学校などがあり、「軍都千葉」における研究・教育機関の一つに位置付けられます。
東京帝国大学第二工学部のキャンパスは、戦後、千葉大学西千葉キャンパスと東京大学生産技術研究所千葉実験所の敷地となりました。戦前期に建てられた建造物の多くは既に失われたため、生産技術研究所跡地に現存する木造校舎二棟は「軍都千葉」を象徴する大変貴重な歴史的建造物です。さらに、伝統的な大工技術を駆使している点や、戦前期の建築様式(モダニズムの影響)や機械式換気設備を備えたドラフト・チャンバーなど、建築学や科学技術史の観点からも貴重な建造物として評価されています。
また、「軍都千葉」に関わる歴史的建造物や戦争遺跡は、陸軍鉄道第一連隊材料廠(県指定有形文化財、千葉経済大学キャンパス内)や陸軍鉄道第二大隊表門(国登録有形文化財、千葉工業大学キャンパス内)など僅かしか現存しておらず、その意味でも木造校舎二棟は戦争と地域社会の歴史を今に伝える貴重な文化遺産といえます。
このように木造校舎二棟は、千葉という地域の記録と記憶を、さらには日本近代における科学技術の進展や戦争の経験を未来に伝えていく上で、大変貴重な歴史的建造物であるにもかかわらず、これまで学術的な調査が十分に行われていません。現在、東京大学では、木造校舎二棟を解体し、千葉大学と一部の土地を交換した上で、敷地を開発業者へ売却することなどを検討していると報道されています。仮に解体がなされれば、貴重な歴史的遺産が失われてしまうことを意味します。歴史学や建築学をはじめとする多様な学問的見地から、木造校舎二棟の歴史的意義についてあらためて検討を行うとともに、文化財として適切に保存・活用していく必要があると考えます。
以上のことから、旧東京帝国大学第二工学部木造校舎二棟について、以下のことを要望いたします。
要望事項
1、木造校舎二棟の解体を中止すること。
2、関係機関や学協会と連携して、総合的な学術調査を実施すること。
3、専門家や地域住民らの意見も踏まえ、文化財として保存・活用の方策を検討すること。
以上
同時代史学会・第29回関西研究会
みなさま 平素は本会の活動をご支援いただき、まことにありがとうございます。 さて、同時代史学会・第29回関西研究会ですが、下記のようにオンラインにて開 催することといたしました。 みなさまお誘い合わせのうえ、よろしくご参加のほど、お願いいたします。 ==== 同時代史学会・第29回関西研究会 〈報告〉 松本章伸氏(日本学術振興会特別研究員PD・大阪大学) 「占領期沖縄の2つのラジオ放送ー米軍による番組制作指導と表現形式から読み 解く」 日時:2021年7月11日(日)14:00~17:00 Zoomにて開催 参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい) 参加の場合は、登録を下記のURLでしていただけましたら幸いです。登録後、当日 のZoomのURLが届きます。 https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0vduiurzkpE9biP81HBc2m_pBBzdH-tKkg 配信担当:河西秀哉
同時代史学会・第49回定例研究会
■ 同時代史学会・第49回定例研究会 院生・若手修士論文報告会(*今回はzoomにて開催致します) 日時:2021年7月3日(土)13:30~17:30 〈報告〉 ・山本竜希氏(一橋大学大学院社会学研究科博士課程)「1950年代から60年代の日本社会における<軍歌>」(開始予定時刻13時30分) ・市川周佑氏(青山学院大学大学院文学研究科博士課程)「佐藤栄作内閣における官房長官-木村俊夫・保利茂を中心に-」(開始予定時刻14時55分) ・草薙志帆氏(東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程)「保守の危機の時代における『政治改革』論―1960~70年代初頭における選挙制度改革論をめぐって―」(開始予定時刻16時15分) お申し込み:会員・非会員ともGoogleフォームからのお申し込みになります。以下にアクセスしてください。 同時代史学会第49回研究会申込みフォーム https://forms.gle/Pu1gW79B9bpEADPz7 *追ってお申し込みの際にご記入いただいたメールアドレス宛に、zoomのURLとパスワード、レジュメ・資料のURLをお送りします。 参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい) 連絡先:〒402-8555 山梨県都留市田原3-8-1 都留文科大学文学部 比較文化学科 菊池信輝研究室 E-mail: n-kikuti ★ tsuru.ac.jp (★ を @ に置き換えて下さい)
日本オーラル・ヒストリー学会シンポジウムのご案内(更新)
日本オーラルヒストリー学会シンポジウム
戦争体験に関わる「二次証言」の可能性
-福井県の歩兵第三六聯隊に所属した一農民の体験を事例に考える-
(共催:歴史学研究会現代史部会、同時代史学会)
◆企画の趣旨
日本オーラルヒストリー学会では、このたび戦争体験に関わる「二次証言」の可能性をめぐるシンポジウムを企画しました。
その趣旨は、タイトルに明記してありますように、戦争体験に関する「二次証言」の可能性を考えたい、というところにあります。ただし、ここでいう「二次証言」という表現は、当事者ではない人が当事者から聞いたことを伝える証言という意味で、あくまで仮称として用いるものであり、証言としての価値の軽重を意識して用いるものではありません。戦争体験者(特に出征経験者)が自らの体験を直接語ることが次第に困難になりつつある昨今、その近親者などによる戦争体験を語り継ぐ活動が注目されつつあります。そのような活動の意義と可能性について、基調講演とシンポジウム形式の討論という二部構成の企画で考えたいというものです。
具体的には、福井県の鯖江に衛戍していた歩兵第三六聯隊に所属して、中国に出征した山本武さん(1913~1984)の戦争体験を取り上げます。山本武さんの戦争体験と、武さんが書き残された陣中日記と回顧録は、吉見義明さんのご著作『草の根のファシズム』(東京大学出版会、1985年)や、2000年に放映されたNHKの番組「ETV2000 シリーズ太平洋戦争と日本人 第5回 一兵士の従軍日記 -祖父の戦争を知る-」で取り上げられました。そして現在は、武さんのご子息である山本富士夫さんと山本敏雄さんによって、武さんの体験を語り継ぐ活動がなされています。
今回のシンポジウムでは、山本富士夫さんと敏雄さんをお招きして、実際に武さんの戦争体験を語り継ぐ基調講演をしていただきます。そして、その語り継ぐ活動の意義と可能性について、現代史やオーラルヒストリーに詳しい研究者(吉見義明さん、中村江里さん)にコメントしていただき、さらに企画担当者である能川泰治委員からのコメントも加え、全体討論を通じて理解を深めていきたいと思います。どうぞ奮ってご参加ください。
記
日時 2021年6月27日(日)13時00分~17時00分
【注記】
参加希望者の方には事前登録をしていただきますので、下記のURLにアクセスして、申し込み用フォーム(日本オーラル・ヒストリー学会のホームページにも掲載しています)に必要事項をご入力くださいますようにお願いいたします。前日の6月26日(土)にレジュメ等をメールで送信いたします(当日配信になる場合もございます。)ので、申し込み手続きは6月25日(金)の17時までに完了してくださいますようにお願いいたします。
参加申し込み用URL
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZMpfuuqqDwsHtSCGjQtjFiVJYTzmgfUdepd
問い合わせ先
日本オーラル・ヒストリー学会研究活動委員・能川泰治 (ysnogawa ★ staff.kanazawa-u.ac.jp)