同時代史学会定例研究会(第11回~第20回)

最新の研究会

※題目は実際の発表の際に用いられたものに基づいており、予告と異なっている場合があります。

第11回研究会
日時 2005年10月22日(土)13:00~17:30
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 戦後史の中の〈戦場体験〉
報告
木村 卓滋(一橋大学)
「戦後旧軍人運動の軌跡」
桐谷 多恵子(法政大学・大学院研究生)
「戦後広島の「復興」と被爆者の視点 ―― 『中国新聞』の記事を中心として ――」
川口 悠子(東京大学)
「「在外被爆者」の形成過程」
コメント 浜 日出夫(慶応大学)
第12回研究会
日時 2006年3月18日(土)13:00~17:30
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 高度成長期の「消費」と娯楽
報告
原山 浩介(国立歴史民俗博物館助手)
「消費者性の生成と高度成長 ―― 生活協同組合の設立過程に見る消費者像の生成 ――」
田中 里尚(立教大学大学院)
「高度成長期における《おしゃれ》の問題 ―― ショッピングのレジャー化と女性 ――」
韓 載香(東京大学COE特任助手)
「1950年代におけるパチンコ産業の構造変化」
コメント 有賀 夏紀(埼玉大学)、加瀬 和俊(東京大学)
第13回研究会
日時 2006年7月8日(土)13:30~18:00
場所 立教大学太刀川記念館3階会議室(多目的ホール)
共通テーマ ポスト・ベトナム戦争期の日本とアジア
報告
若月 秀和(北海学園大学)
「ベトナム戦争終結と試行錯誤の日本外交」
道場 親信(大学非常勤講師)
「ポスト・ベトナム戦争期における市民運動の展開:鶴見良行研究序説」
邱 麗珍(北海道大学大学院)
「日中貿易の拡大と対米経済関係の調整 ―― 稲山路線を中心に」
コメント 小林 英夫(早稲田大学)、佐藤 晋(二松学舎大学)
第14回研究会
日時 2006年10月7日(土)13:30~18:00
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 共通テーマ:1960・70年代の社会運動再考 ―― 一国史観を超えて
報告
趙 基銀(東京外国語大学大学院)
「在日朝鮮人と1970年代の韓国民主化運動 ―― 韓国民主回復統一促進国民会議日本本部を中心に ――」
梅崎 透(東京大学アメリカ太平洋地域研究センター研究員)
「第三世界運動とアメリカ新左翼運動の展開 ―― ニューヨーク自由大学と1968年ハバナ文化会議を中心に ――」
中島 さやか(チリ・サンディアゴ大学大学院後期課程修了)
「チリの学生運動・大学改革運動 ―― 60年代、70年代クーデターに至るまで ――」
コメント 上杉 忍(横浜市立大学)、三宅 明正(千葉大学)
第15回研究会
日時 2007年3月24日(土)14:00~18:00
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 象徴天皇制の展開と矛盾 ―― 1960年前後を中心に ――
報告
瀬畑 源(一橋大学大学院)
「小泉信三と象徴天皇制 ―― 「皇太子御成婚」を中心として ――」
根津 朝彦(総合研究大学院大学大学院)
「中央公論社編集者の配置と思想 ―― 「風流夢譚」事件を軸として ――」
コメント 有山 輝雄(東京経済大学)
第16回研究会
日時 2007年7月7日(土)14:00~18:00
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 戦後日本の東南アジア政策 ―― 経済・外交関係の再構築 ――
報告
湯 伊心(横浜国立大学大学院)
「戦後東南アジアへの経済再進出と財界 ―― 1950年代を中心に ――」
昇 亜美子(政策研究大学院大学客員研究員・日本学術振興会特別研究員)
「1970年代の東南アジアにおける「反日」をめぐる日本外交 ―― 日本・アメリカ・インドネシア関係の中で ――」
コメント 安達 宏昭(東北大学)、宮城 大蔵(政策研究大学院大学)
第17回研究会
日時 2007年11月3日(土)13:00~18:00
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 戦後民主主義の再検討 ―― 1950年代社会運動の経験
報告
鬼嶋 淳(佐賀大学)
「占領期の米軍基地周辺地域における社会運動 ―― 朝鮮戦争勃発前後の所沢地域を中心に ――」
鄭 栄桓(一橋大学大学院)
「朝鮮戦争前後の在日朝鮮人と日本社会 ―― 外国人登録法問題を中心に ――」
辻 智子(早稲田大学・お茶の水女子大学ほか非常勤講師)
「東亜紡織泊工場における1950年代の生活記録運動とその後 ―― 「女の問題」「女の立場」の視点から ――」
コメント 大串 潤児(信州大学)
第18回研究会
日時 2008年3月15日(土)13:00~18:00
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 社会学と歴史学の接点をさぐる ―― 「戦争体験」の問題を中心にして ――
問題提起 吉田 裕(一橋大学)
報告
八木 良広(慶応大学大学院)
「「戦争体験」と語り ―― 東京在住原爆被害者の戦後史 ――」
野上 元(筑波大学)
「体験/メディア/同時代史 ―― 社会学から見た「戦争体験」と「戦争報道」をめぐって ――」
コメント 赤澤 史朗(立命館大学)
第19回研究会
日時 :2008年7月5日(土)14:00~18:00
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 高度成長期の環境問題
報告
(フ・テツ)(一橋大学大学院)
「東京における自動車排ガス汚染の変遷 ―― 東京大気訴訟をめぐって ――」
板垣 暁(北海学園大学)
「日本における自動車排気ガス規制の変遷」
コメント 尾崎 寛直(東京経済大学)、渡辺 純子(京都大学)
第20回研究会
日時 2008年11月8日(土)14:00~18:00
場所 立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
共通テーマ 戦後社会と映画文化
報告
木村 智哉(千葉大学大学院)
「アニメーションの消費文化への展開 ―― 東映動画の事例を中心に ――」
千葉 慶(国際日本文化研究センター)
「60年安保と裕次郎映画 ―― 戦後日本映画における日米関係のナショナル・アレゴリーの「転回点」をめぐって ――」
コメント 井上 雅雄(立教大学)、安田 常雄(国立歴史民俗博物館/総合研究大学院大学)