28
6月

第166号【東京歴史科学研究会・三里塚アーカイブ合同研究会「1960-1970年代の記録映画の上映運動を考える」】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第166号(2024年6月28日)

【東京歴史科学研究会・三里塚アーカイブ合同研究会「1960-1970年代の記録
映画の上映運動を考える」】
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※委員の高田雅士様より、以下の研究会の通知をいただきましたので、皆様
 にご案内いたします。(長谷川)
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1960-1970年代の記録映画の上映運動を考える
―小川プロダクション資料にもとづいて―
 
【開催趣旨】
戦後の記録映像史に残るいくつもの作品を残した小川プロダクション(1967年
-1994年)は、その活動の初期に千葉県芝山町の村落に住み込んで、農民と共
に生活をしながら記録映画「三里塚シリーズ」を制作しました。この「三里塚
シリーズ」をめぐっては、これまでに数多くの作品論が提示されてきました。
他方で、全国各地で展開された同シリーズの上映運動の具体像については、一
次資料にもとづいた調査研究が十分とは言えない状況が続いてきました。本研
究会では、小川プロダクションが現地に寄贈した文書資料と視聴覚資料の整理
と分析を進めてきた研究者チームである「三里塚アーカイブ」メンバーが、一
次資料にもとづいた上映運動史の研究報告をおこないます。上映運動を通じた
作品の社会への受容過程に着目することで、「三里塚シリーズ」の新たな相貌
が見えてくるのではないでしょうか。2つの報告をもとに、記録映画の上映運
動が有していた同時代的な意義について考えます。

【報告】
森脇孝広氏「小川プロダクション「三里塚シリーズ」上映運動の全国展開過
程」
相川陽一氏「地域における「三里塚シリーズ」上映運動の展開過程―名古屋市
を事例にして―」
鬼嶋淳氏:コメント

【日程】
2024年7月27日(土) 13:00~17:00

【会場】
早稲田大学早稲田キャンパス3号館502教室
 ※対面のみでの開催となります。直接会場へお越しください。

*東京歴史科学研究会と三里塚アーカイブ(科学研究費プロジェクト
23K20497)による共催企画となります。

※東歴研HPでの案内については下記をご参照ください。
https://torekiken.org/jinreki/2024/05/29/%e5%90%88%e5%90%8c%e7%a0%94%e7%a9%b6%e4%bc%9a%e3%82%92%e9%96%8b%e5%82%ac%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99/

【お問い合わせ】
東京歴史科学研究会
〒114-0023 東京都北区滝野川2-32-10-222(歴科協気付)
Tel/Fax:03-3949-3749
Web:http://torekiken.org/
e-mail:torekiken ★ gmail.com  X(旧:Twitter):@torekiken
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◆このメールマガジンは、同時代史学会会員の相互連絡を目的として、会員の
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 記載されたものを利用しています。ご了承下さい。

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 に転載されます。

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11
6月

第165号【【告知】『同時代史研究』第18号の投稿原稿の募集について】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第165号(2024年6月11日)

【【告知】『同時代史研究』第18号の投稿原稿の募集について】
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【告知】『同時代史研究』第18号の投稿原稿の募集について
同時代史学会編集委員会

『同時代史研究』第18号(2025年9月刊予定)の投稿原稿を募集いたします。
奮ってご投稿くださいますよう、お願い申し上げます。

投稿規定、審査規定、執筆要領については、同時代史学会のホームページをご
覧ください。
http://www.doujidaishi.org/journal/journal_rules.html

スケジュール・投稿手続きは下記のとおりです。
2024年7月31日(水)投稿原稿のエントリー締め切り
・投稿をご希望される方は、電子メールで編集委員会宛に、名前・所属・原稿
 種別・題名をご連絡ください。
 アドレス:journal●doujidaishi.org (「●」を「@」にかえて下さい)
・投稿原稿を提出する段階で、題名を若干修正することは認められます。
・1週間以内に返信いたしますので、万が一到着しない場合には、必ずお問い
 合わせください。
・会員以外の方は投稿できませんので、ご注意ください。
 なお、入会手続きはこちらをご覧ください。
http://www.doujidaishi.org/about/admission.html

2024年10月20日(日)投稿原稿・要旨提出の締め切り
・原稿と要旨(800字程度)を、1部ずつ提出してください。
・送付先は以下の通りです。封筒表紙に「同時代史学会学会誌原稿在中」と朱
 書きして下さい。当日の消印まで有効です。
 〒464-8601 名古屋市千種区不老町 名古屋大学大学院人文学研究科
 河西秀哉

・あわせて締め切りまでに、原稿・要旨[原則として Word(.docx あるいは
 .doc)]を、編集委員会宛に電子メール添付にてご送付ください。
・原則として投稿後3ヶ月以内に審査結果をお伝えします。掲載決定後は掲載
 決定証明書を発行できますので、ご相談ください。
・お送りいただいた原稿・電子ファイルは、厳重に管理し、査読後はこちらで
 破棄いたします。
・エントリー後に投稿を辞退される場合も、ご連絡をお願いします。

2025年1月 審査結果通知(予定)
2025年9月 刊行(予定)

投稿について、ご不明の点やご相談などがありましたら、電子メールで編集委
員会(下記アドレス)へ問い合わせください。
同時代史学会編集委員会  journal●doujidaishi.org (「●」を「@」に
かえて下さい)
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10
6月

第164号【同時代史学会第52回定例研究会のお知らせ】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第164号(2024年6月10日)

【同時代史学会第52回定例研究会のお知らせ】
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同時代史学会第52回定例研究会
院生・若手研究者修士論文報告会

                             June 08, 2024
                     同時代史学会代表/研究会委員
                  菊池 信輝(BXC02031 ★ nifty.com)

 下記の要領にて同時代史学会第52回定例研究会を行いますので、よろしくご
参加ください。

1.会場
 法政大学市ヶ谷キャンパス富士見ゲート G601教室
https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/?auth=9abbb458a78210eb174f4bdd385bcf54


2.スケジュールと報告タイトル
日時
・2024年7月6日(土)、13:00~16:30(一人1時間30分)

内容
・若手研究者報告会(主に修士論文報告会として毎年開催)

報告者及び報告タイトル
 佐々木二葉氏(日本語教員)
 「近代日本映画における検閲―女性の喫煙表 象をめぐって」
 (13時00分~14時30分)
 宮里崇生氏(日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程2年)
 「修士論文『志喜屋孝信の教育思想形成と沖縄教育―占領初期沖縄教育の基
  盤の形成過程に着目して―』再考」
 (14時40分~16時10分)

スケジュール
・佐々木報告
 報告:13時00分~13時50分(50分)
 質問の整理:13時50分~13時55分(5分)
 質疑応答:13時55分~14時30時(35分)

・宮里報告
 報告:14時40分~15時30分(50分)
 質問の整理:15時30分~15時35分(5分)
 質疑応答:15時35分~16時10分(35分)

*最大延長、17時まで

その他
・参加費:無料
*会員以外にもお声がけください。
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24
3月

第163号【第15回戦争社会学研究会大会のご案内】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第163号(2024年3月24日)

【第15回戦争社会学研究会大会のご案内】
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※会員の松田ヒロ子様より、以下の研究会の通知をいただきましたので、皆様
 にご案内いたします。(長谷川)
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■第15回戦争社会学研究会大会■

日時:2024年4月20日(土)12:30-17:30(開場は12:00)
        4月21日(日)10:00-16:00(開場は9:30)
会場:神戸市外国語大学 三木記念会館
アクセス:https://www.kobe-cufs.ac.jp/access.html
(神戸市営地下鉄「学園都市」駅下車徒歩すぐ)
開催方式:対面で開催し、2日目のシンポジウムのみオンラインで配信しま
す。
参加費:対面 会員 2,000円、非会員 3,000円
    オンライン 会員1,000円、非会員1,500円(シンポジウムのみ)
参加申し込み:PassMarket(パスマーケット)で4月14日(日)23:59までに申
し込んでください。
※大会参加の詳細については、かならず大会プログラムをご確認ください。
戦争社会学研究会HP:https://scholars-net.com/ssw/
問い合わせ先:ssw.plac ★ gmail.com(大会事務局)(★を@に置き換えてください)

◎ 4月20日(土) ※1日目のオンライン配信はありません。
個人報告(12:40-15:30)
司会:木村豊(大正大学)
1.星鐵雲(立命館大学大学院)
「戦争体験のなかの「空襲」──まなざしとメディア」
2.小酒奈穂子(立命館大学大学院)
「戦後日本社会と「子どもの戦争の記憶」」
3.松原弘明(東京工業高等専門学校)
「祖母の東京大空襲──オーラルヒストリー収集の試み」
4.森川麗華(東京大学大学院)
「「中国残留婦人」のモデル・ストーリー再考」

ミニテーマセッション「家族のなかの戦争記憶につながる」(16:00-17:30)
報告
・中村平(広島大学)「復員日本兵の祖父の戦争経験と私への戦争トラウマの
 連累」
・愛葉由衣(日本学術振興会・広島大学)「祖父の戦争記憶を紡ぎ、たどる─
 ─歩くという実践のなかで」
司会:清水亮(東京大学)

◎ 4月21日(日)
個人報告(10:00-12:00) ※個人報告のオンライン配信はありません。
司会:森下達(創価大学)
1.加藤真生(名古屋大学)
 「軍陣医学をめぐる帝国間関係と近代日本──統計・給水・熱帯衛生」
2. 川原吉貴(彦根城博物館学芸史料課)
 「映画「皇帝のいない八月」──原作との違いはなぜ生じたか」
3.多谷洋平(立命館大学大学院)
 「江藤淳の文学検閲論と1980年代の言論空間における反応」

シンポジウム「戦争と観光」(13:00-16:00) ※オンライン配信がありま
す。
報告
・遠藤理一(和歌山大学)「米軍向け観光事業が生み出した移動と接触──占
 領期日本の事例」
・小川実紗(立命館大学)「戦後沖縄にみる戦争と観光の結びつき──「性を
 消費する観光」の発達と変様から」
・フィリップ・シートン(東京外国語大学)「Hiroshima・ヒロシマ・広島に
 おける観光・ツーリズム」
コメント
・岡本健(近畿大学):観光学の立場から
・中山郁(皇學館大学):宗教学の立場から
司会:木下直子(筑紫女学園大学)、長島怜央(東京成徳大学)
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8
3月

第162号【同時代史学会・第37回関西研究会のお知らせ】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第162号(2024年3月8日)

【同時代史学会・第37回関西研究会のお知らせ】
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みなさま

平素は本会の活動をご支援いただき、ありがとうございます。
下記のように、第37回研究会を開催します。ふるってご参加ください。

同時代史学会・第37回関西研究会
   〈報告者〉
小谷七生氏(神戸市外国語大学)「占領後期の日本における「屑拾い」の社会
  的位置に関する一考察:獅子文六『自由学校』(1950)に関連するメディ
  ア表象を手がかりにして」
日時:2024年3月29日(金)14:00~17:00
場所:キャンパスプラザ京都6階第7講習室(JR京都駅徒歩5分)
        https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

本研究会はハイブリッドでの開催です。
対面での参加の方は直接お越しください。

オンラインでの参加の方は下記まで登録ください。

登録:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZEkcO6qqzsvEtCElf370gFyyPaVY1Nmrv3i
 
 登録後、研究会参加に関する情報の確認メールが届きます。
 参加希望の方は前日の3月28日(木)までに申込みください!
 参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい)

配信担当:河西秀哉
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24
11月

第161号【歴史科学協議会第57回総会・大会のご案内】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第161号(2023年11月24日)

【歴史科学協議会第57回総会・大会のご案内】
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 歴史科学協議会第57回総会・大会が以下の日程で開かれますので、ご紹介し
ます。詳細は添付した PDF ファイルをご確認ください。

日時:2023年12月2日(土)・3日(日)
会場:早稲田大学早稲田キャンパス(東京都新宿区戸塚町1-104)
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20231124_大会チラシ2023.pdf

24
11月

第160号【第36回関西研究会のお知らせ】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第160号(2023年11月24日)

【第36回関西研究会のお知らせ】
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みなさま

平素は本会の活動をご支援いただき、ありがとうございます。
下記のように、第36回研究会を開催します。ふるってご参加ください。

同時代史学会・第36回関西研究会
  〈報告者〉
瀬畑源氏(龍谷大学法学部准教授)「戦後巡幸と保守政治―1949~51年」(仮)
 参考文献:瀬畑源「象徴天皇制における行幸―昭和天皇「戦後巡幸」論」
      (河西秀哉編『戦後史のなかの象徴天皇制』吉田書店、2013年)
      河西秀哉『天皇制と民主主義の昭和史』人文書院、2018年
日時:2023年12月17日(日)14:00~17:00
場所:キャンパスプラザ京都6階第7講習室(JR京都駅徒歩5分)
       https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

本研究会はハイブリッドでの開催です。
対面での参加の方は直接お越しください。

オンラインでの参加の方は下記まで登録ください。

登録:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYlfu2orT0qGtw6rHcofYTdFhOjny2qlWp7
 
 登録後、研究会参加に関する情報の確認メールが届きます。
 参加希望の方は前日の12月16日(土)までに申込みください!
 参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい)

配信担当:河西秀哉
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24
11月

第159号【同時代史学会2023年度大会 オンライン参加登録(12月3日締切)】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第159号(2023年11月24日)

【同時代史学会2023年度大会 オンライン参加登録(12月3日締切)】
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同時代史学会2023年度大会 オンライン参加登録(12月3日締切)

今年度の同時代史学会大会を、12月9日(土)に開催します。午後の全体会、
および総会のみ、ハイブリッド開催とします。
なお、自由論題報告については、オンライン配信は行いませんのでご了承下さ
い。
オンラインから参加される方は、12月3日(日)までに、下記のフォームから
登録して下さい。
※会場においでになる方は、登録は不要です。

 ZOOMのIDは、大会・総会の当日までに、
【同時代史学会2023年大会 】
よりお送りします。

総会     12:40~13:10
全体会    13:30~17:40


※大会への参加は、同時代史学会会員、および会員の紹介がある方に限定しま
す。
※総会への参加は、同時代史学会会員に限定します。


【大会参加登録フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf2BCI67WAEZpObHdLvaOOs8G2oQ3K109tqzOfv5b6tlCMegA/viewform?usp=sf_link
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30
10月

第158号【投稿:【ご案内】日本技術哲学/技術論研究会】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第158号(2023年10月30日)

【投稿:【ご案内】日本技術哲学/技術論研究会】
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※会員の木原英逸様より、以下の研究会についての投稿をいただきました。
 (長谷川)
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日本の技術論・技術哲学を話題に、以下の研究会があります。

1990年代の社会諸改革のなかで、学術政策がどう変わったのか、科学技術論を
例に検討する報告がされます。また、水俣病とアスベスト問題を事例に、そこ
での技術者とその倫理の役割を検討する報告がされます。

ご関心の向きにお知らせいたします。(木原英逸)
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日本技術哲学/技術論研究会
日時:2023 年 11 月 4 日(土)13:00-15:00
場所:中央大学・後楽園キャンパス 3 号館 3300 教室

プログラム
13:00 木原英逸(独立研究者・科学技術論)
「『科学技術“社会”論』の社会的機能」
14:00 藤木篤(芝浦工業大学・工学倫理)
「環境汚染と公害問題における倫理:水俣病とアスベスト問題を事例に」

参加申込フォーム https://forms.gle/ubzYPkBAaqA6bz7QA
11 月 2 日(木)までにお申し込みください。(現地参加希望者は、申し込みいただいた上で、
そのまま現地にお越しください。オンライン参加希望者には 11 月 3 日に Zoom の URL をお
送りします。)
参加費無料

要旨
------
1. 木原英逸「『科学技術“社会”論』の社会的機能」
「科学技術論」にも民主(政治)的統制が必要である.科学技術論は,あるべき科学や技術(知
識)のあり方を論じてあるべき社会をつくろうとする,規範的な知識論であり学問論だから
で(も)ある.そして,民主的な社会をつくろうと,科学や技術の民主的統制を課題としてき
た.しかし,今日この国では(も),「民主」の名の下で民営(私営)化する社会をつくろうとす
る科学技術論「科学技術”社会”論」が勢いを増している.民主的統制(の意味)が忘れられ,
科学技術論が野放しにされてきたからである.民主的な社会をつくるのに,市民による科学
や技術の民主(政治)的統制が(も)必要なら,科学技術論にもそれが必要だろう.
科学論は,すでに 20 世紀のその草創期から,あるべき社会をつくろうとする規範的な政治・
社会論と切り離せなかった.それが科学論の「社会的機能」で(も)あり,今もそうである.
では,1990 年代半ば以来(この国に/も)現れてきた知識論・学問論である「科学技術”社会”
論」の「社会的機能」とはどのようなものだろうか.
------
2. 藤木篤「環境汚染と公害問題における倫理:水俣病とアスベスト問題を事例に」
本発表では、致命的な疾病を引き起こしかねない環境汚染問題における技術者の役割を、技
術思想と公害対策の変遷を探りながら考察してみたい。そのために 3 つのステップを踏む。
第一に、技術者倫理の発展史を振り返り、特に倫理綱領の変遷を簡単に取り上げる。第二に、
公害病の代表的な 2 つの事例-水俣病とアスベスト問題-を整理する。第三に、環境汚染研究
に携わる研究者や活動家が執筆した技術者論に関する資料を調査し、第一段階と第二段階
の結果と比較する。
------
本研究会は科研費基盤 B「グローバル化に向けた日本技術哲学の総合的研究」(23H00557)
の助成を受けています。

問い合わせ先:夏目賢一(金沢工業大学)knatsume ★ neptune.kanazawa-it.ac.jp

以上
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10月

第157号【同時代史学会2023年度大会(趣旨文・全体会報告要旨)】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第157号(2023年10月16日)

【同時代史学会2023年度大会(趣旨文・全体会報告要旨)】
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2023年度大会の趣旨文・全体会報告要旨をお伝えします。

12月9日(土)
会場:東京経済大学

10:00~12:00 自由論題報告(対面のみ)
12:40~13:10 総会(オンラインによる中継を予定)
13:30~17:40 全体会(オンラインによる中継を予定)
「安定化させる力学とかき消されていく声―1973年以降の水俣から考える―」
    井上ゆかり(熊本学園大学水俣学研究センター 研究員)
    原子栄一郎(東京学芸大学環境教育研究センター 教員)
    遠藤邦夫(水俣病センター相思社 元職員)
18:00~   懇親会

【趣旨文】
 本年度は1973年に水俣病第1次訴訟の熊本地裁判決が出て50年の節目にあた
る。そこで、同時代史学会では、「安定化させる力学とかき消されていく声ー
1973年以降の水俣から考えるー」と題して大会企画を組んだ。
 2002年に設立された同時代史学会では、すでに2008年に「消費からみる同時
代史」と題して、高度経済成長期の消費生活と公害問題のあり方について論じ
た。また、本年度5月に開催された歴史学研究会の現代史部会では、「社会運
動と環境・民主主義― 新自由主義時代の民衆像を求めて―」と題する企画が
組まれている。他方、1990年代から活動を続けている水俣フォーラムがこの秋
「水俣・福岡展2023」を開催したほか、今月は2013年に発足した「公害資料館
ネットワーク」のシンポジウムも予定されている。
 これらをふまえ、本企画では熊本地裁判決後の「水俣」について、被害者や
その家族のその後の「生」のリアルや地域社会の実像をていねいに拾いなが
ら、「かき消されていく声」を考察したいと考えた。その含意は以下の通りで
ある。
 ある段階で社会的に喚起されたり再喚起されたりする問題は、そのつど「安
定化」させる力学にさらされ、さまざまな現場の「声」がかき消されていく。
今日の原発問題をはじめ、戦争や震災からの「復興」といった過程にも、同様
の現象が見られるだろう。この「安定化」に関わる動きは多元的で複合的であ
る。加害企業や行政による動きもあれば、メディアや一般的な世論の動きもあ
る。地域社会内部でのさまざまな人間関係によってもそれはもたらされるだろ
う。大量消費社会や新自由主義によって痩せ細っていく公共圏の問題もある。
アカデミズムや教育現場の関与も否定できない。
 1950年代に「奇病」として顕在化した水俣病は、1959年に新日本窒素肥料株
式会社(以下チッソ)の工場排水による有機水銀中毒であることが熊本大学医
学部の研究班によって特定されたが、行政やチッソの妨害などから被害者の訴
えは封印された。1960年代後半に全国的に反公害の機運が高まるなか、1973年
の熊本地裁判決によりチッソの加害責任が確定するが、それ以後も、補償協定
をめぐる直接交渉が行われたほか、環境庁(当時)の定めた認定基準をめぐる
未認定患者の問題は現在も係争中である(9月27日 大阪地裁判決)。その
間、「水俣病関西訴訟」で国や県の行政責任が問われるなか(2013年10月15日
最高裁判決)、国家による「和解」や「救済」にむけた取り組みがある一方
で、水俣では市民同士の分断を修復する「もやい直し」の試みが1990年代以降
取り組まれてきた。
 そうしたなかで水俣のローカルな現状は、ともすると美化され神話化され
る。その傾向は、アカデミズムの良心的な研究活動にも内在しうるし、「水俣
を教える」という場面においても、無視できない傾向としてあるだろう。過去
の問題を現在の問題に直結させて考える「非歴史的思考」の陥穽もある。リア
ルな(そして歴史的な)「人間」の存在がともすれば軽視されるこれらの傾向
に対して、私たちはまず、生身で等身大の「水俣」が1973年以降も存在すると
いう当たり前の事実を再確認したいと思う。そこには、被害者同士の軋轢や葛
藤も当然含まれよう。そうしたローカルな視点を見失うことで、「安定化」さ
せる力学に対して私たちは無防備となる。今回の大会では、被害者や地域社会
の実像を美化することなく提示し、「かき消される声」や「安定化する力学」
の具体像を1973~1990年代を軸に検討したいと思う。
 そこでまず井上ゆかり氏には、「一次訴訟判決後から現在までの水俣病被害
当事者の『かき消されゆく声』」と題して、1973年以降の「かき消されていく
声」の実状を、女島の漁民やチッソ労働者の視点、また現在の胎児性世代の訴
訟や認定されない被害当事者の状況などを中心に紹介していただく。これまで
多くの患者さんに接してこられ、「人間の営みを中心とした理論形成」を志し
てこられた井上氏に、さまざまな立場をふまえた生のリアルを見据え、「安定
化」させる力学にさらされた現場の視点から問題提起していただく。
 また、原子栄一郎氏には、「水俣病を環境教育として取り上げることにおい
て、緒方正人さんを考材とすることによって何がもたらされるか? 私の大学
環境教育実践から」と題して、ご自身が経験された研究上の転回をふまえ、
「チッソは私だ」という緒方正人さんの「魂」の視点から論じてもらう。緒方
さんの視点は、加害企業や行政を免罪しかねない危険性があるものの、その視
点を抜きにした社会批判もまた表面的なものになりかねない。水俣病事件を環
境教育として取り上げるさい、その視点をいかに活かしたらよいか。ご提案い
ただければと思う。
 これら2つの報告をふまえ、患者支援団体である水俣病センター相思社の元
職員・遠藤邦夫氏には、本企画担当者である及川英二郎との「対談」を通し
て、主に「もやい直し」に至る経緯やその歴史的意義について、「集合的トラ
ウマ」の両義的側面などに着目しながら論じていただく。活動家として、また
支援者として関わってこられたご経験をふまえ、社会運動のあり方やその限界
について論点を提示していただければと思う。
 「安定化」させる力学がいまもなお作動ししつづけるなか、水俣が発信する
問いは何か、それはどのようにして受け止められるべきか。「水俣」を論ずる
さい、「公害」一般のなかでそれを普遍的に思考する視点とともに、その固有
性を注視し、個々の「人間」に立脚点を見出しながら、「公害」だけではない
他の諸問題とリンクさせて思考する視点が同時に求められよう。これら2つの
視点は、せめぎ合い、かつ共存することで、より生産的な知見が得られるはず
である。フロアからの積極的な参加を期待したい。

報告1:井上ゆかり(熊本学園大学水俣学研究センター)
「一次訴訟判決後から現在までの水俣病被害当事者の『かき消されゆく声』」
 1973年の水俣病第一次訴訟判決から今年50年を迎えた。この判決では加害責
任と一時金の賠償命令のみであったため、患者がチッソと直接交渉し現在の補
償協定内容になった。翌年には認定申請患者協議会が結成され、いわゆる未認
定患者総申請運動が始まり、係争課題は加害責任追及から水俣病かどうかに変
わっていった。こうしたなかで幾度も被害当事者は声を上げ続け勝訴し、結果
として国は1996年の水俣病総合対策医療事業から2005年、2009年と3度「チッ
ソとの紛争状態の終結」として「行政責任は今後追及しない」ことを条件に和
解施策をとってきた。しかし、この和解は必ずしも被害当事者側が望んだ形で
はなかった。
 2023年9月27日に水俣病不知火患者会近畿訴訟大阪地裁判決で原告全員を水
俣病と認める司法判断が下された。同訴訟の熊本や東京での判決も控え、さら
には第二世代訴訟、また新潟の二次訴訟も続いている。事態が長期化するの
は、 訴訟で原告が勝訴すれば潜在していた被害当事者が新たな認定申請者と
して増加するという状況が50年も続き、その反面、地元ではこれまでの和解が
「水俣病ではないのに一時金を貰っている」という地域内での差別を生み出
し、申請が抑制されていたからにほかならない。
 一方、水俣市議会の議会運営委員会は2019年に水俣病問題を審議する「公害
環境対策特別委員会」の名称から「公害」を外す議案を可決し、2023年百間排
水口の樋門撤去工事が突如発覚し被害者団体の抗議行動が起こった。水俣市長
は「ここまで注目されるという認識はなかった。」と地元新聞の取材に答えて
いる。 権力が公害への強い圧力を示す水俣において、被害当事者が声を上げ
続けることは、その声をかき消そうとする圧力との闘いでもあった。一次訴訟
原告は「人間としての復権」、いまの第二世代訴訟原告は「胎児性世代、不知
火海沿岸住民を代表する闘い」だと表現する。
 この報告では、故原田正純らと地域に入り調査研究をすすめてきた経験を踏
まえ、漁民やチッソ労働者らの現状と「かき消す」力とは何か、さらに研究者
としての中立とは何か考えてみたい。
参考:井上ゆかり『生き続ける水俣病:漁村の社会学・医学的実証研究』(藤
原書店、2020年)

報告2 原子栄一郎(東京学芸大学環境教育研究センター)
「水俣病を環境教育として取り上げることにおいて、緒方正人さんを考材とす
 ることによって何がもたらされるか? 私の大学環境教育実践から」
 現代環境教育の世界標準は、ESD(持続可能な開発のための教育)である。
その根本課題は、「持続不可能な社会を支えている教育を考え直し、その向き
を変えること」である。環境教育を担う者にとって、これは避けて通ることが
できない課題である。
 報告では、私の大学環境教育実践の試みを紹介する。実践では、教育にかか
わる一人ひとりが自分を棚上げにしないで、自分のこととして根本課題を受け
止め、<この私>はどこから来たのか、<この私>は何者か、<この私>はど
こへ行くのかを、自分を振り返り、よく吟味し考えてみることを基本方針とし
ている。このもとに、持続不可能な社会を象徴する水俣病を取り上げて、「一
人の人間」として、いろいろな立場から水俣病に深く長くかかわった人(た
ち)に着目し、その人(たち)に関する文字資料を読み、映像資料がある場合
には視聴して、その過程で<この私>は何をどのように感じたり、思ったり、
考えたりしたか、自分の心の消息を綴り、クラスメートと共有し議論するワー
クを行っている。
 緒方正人さんは、このシリーズ「水俣病から考える」ワークの中で扱う「一
人の人間」である。
 報告では、大学環境教育実践の概要を紹介した後、緒方さんの「魂のゆく
え」(栗原彬編『証言 水俣病』岩波書店、2000年)をテキストにして彼の来
歴をたどる。その際、来歴の中に見て取ることができる「転生」と呼びうるよ
うな生の質的転換、特に「魂」の境地への到達と、それを引き起こした出来事
や事情に注目する。その上で、2000年代半ばに研究上の「自己分裂」を引き起
こしていた私に与えたインパクトを含め、水俣病を手掛かりにして現代環境教
育の根本課題に取り組むことにおいて、緒方さんを考材とすることによって何
がもたらされるか、現代環境教育の根本課題、人間として生きる、水俣病のと
らえ方、環境教育のパラダイムなどとのかかわりでお話ししたいと思う。
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