24
11月

第161号【歴史科学協議会第57回総会・大会のご案内】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第161号(2023年11月24日)

【歴史科学協議会第57回総会・大会のご案内】
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 歴史科学協議会第57回総会・大会が以下の日程で開かれますので、ご紹介し
ます。詳細は添付した PDF ファイルをご確認ください。

日時:2023年12月2日(土)・3日(日)
会場:早稲田大学早稲田キャンパス(東京都新宿区戸塚町1-104)
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 みに送信されるものです。なお、メールアドレスは同時代史学会会員名簿に
 記載されたものを利用しています。ご了承下さい。

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 に転載されます。

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20231124_大会チラシ2023.pdf

24
11月

第160号【第36回関西研究会のお知らせ】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第160号(2023年11月24日)

【第36回関西研究会のお知らせ】
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みなさま

平素は本会の活動をご支援いただき、ありがとうございます。
下記のように、第36回研究会を開催します。ふるってご参加ください。

同時代史学会・第36回関西研究会
  〈報告者〉
瀬畑源氏(龍谷大学法学部准教授)「戦後巡幸と保守政治―1949~51年」(仮)
 参考文献:瀬畑源「象徴天皇制における行幸―昭和天皇「戦後巡幸」論」
      (河西秀哉編『戦後史のなかの象徴天皇制』吉田書店、2013年)
      河西秀哉『天皇制と民主主義の昭和史』人文書院、2018年
日時:2023年12月17日(日)14:00~17:00
場所:キャンパスプラザ京都6階第7講習室(JR京都駅徒歩5分)
       https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

本研究会はハイブリッドでの開催です。
対面での参加の方は直接お越しください。

オンラインでの参加の方は下記まで登録ください。

登録:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYlfu2orT0qGtw6rHcofYTdFhOjny2qlWp7
 
 登録後、研究会参加に関する情報の確認メールが届きます。
 参加希望の方は前日の12月16日(土)までに申込みください!
 参加費:無料(会員外の方にもお声をおかけ下さい)

配信担当:河西秀哉
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24
11月

第159号【同時代史学会2023年度大会 オンライン参加登録(12月3日締切)】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第159号(2023年11月24日)

【同時代史学会2023年度大会 オンライン参加登録(12月3日締切)】
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同時代史学会2023年度大会 オンライン参加登録(12月3日締切)

今年度の同時代史学会大会を、12月9日(土)に開催します。午後の全体会、
および総会のみ、ハイブリッド開催とします。
なお、自由論題報告については、オンライン配信は行いませんのでご了承下さ
い。
オンラインから参加される方は、12月3日(日)までに、下記のフォームから
登録して下さい。
※会場においでになる方は、登録は不要です。

 ZOOMのIDは、大会・総会の当日までに、
【同時代史学会2023年大会 】
よりお送りします。

総会     12:40~13:10
全体会    13:30~17:40


※大会への参加は、同時代史学会会員、および会員の紹介がある方に限定しま
す。
※総会への参加は、同時代史学会会員に限定します。


【大会参加登録フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf2BCI67WAEZpObHdLvaOOs8G2oQ3K109tqzOfv5b6tlCMegA/viewform?usp=sf_link
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30
10月

第158号【投稿:【ご案内】日本技術哲学/技術論研究会】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第158号(2023年10月30日)

【投稿:【ご案内】日本技術哲学/技術論研究会】
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※会員の木原英逸様より、以下の研究会についての投稿をいただきました。
 (長谷川)
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日本の技術論・技術哲学を話題に、以下の研究会があります。

1990年代の社会諸改革のなかで、学術政策がどう変わったのか、科学技術論を
例に検討する報告がされます。また、水俣病とアスベスト問題を事例に、そこ
での技術者とその倫理の役割を検討する報告がされます。

ご関心の向きにお知らせいたします。(木原英逸)
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日本技術哲学/技術論研究会
日時:2023 年 11 月 4 日(土)13:00-15:00
場所:中央大学・後楽園キャンパス 3 号館 3300 教室

プログラム
13:00 木原英逸(独立研究者・科学技術論)
「『科学技術“社会”論』の社会的機能」
14:00 藤木篤(芝浦工業大学・工学倫理)
「環境汚染と公害問題における倫理:水俣病とアスベスト問題を事例に」

参加申込フォーム https://forms.gle/ubzYPkBAaqA6bz7QA
11 月 2 日(木)までにお申し込みください。(現地参加希望者は、申し込みいただいた上で、
そのまま現地にお越しください。オンライン参加希望者には 11 月 3 日に Zoom の URL をお
送りします。)
参加費無料

要旨
------
1. 木原英逸「『科学技術“社会”論』の社会的機能」
「科学技術論」にも民主(政治)的統制が必要である.科学技術論は,あるべき科学や技術(知
識)のあり方を論じてあるべき社会をつくろうとする,規範的な知識論であり学問論だから
で(も)ある.そして,民主的な社会をつくろうと,科学や技術の民主的統制を課題としてき
た.しかし,今日この国では(も),「民主」の名の下で民営(私営)化する社会をつくろうとす
る科学技術論「科学技術”社会”論」が勢いを増している.民主的統制(の意味)が忘れられ,
科学技術論が野放しにされてきたからである.民主的な社会をつくるのに,市民による科学
や技術の民主(政治)的統制が(も)必要なら,科学技術論にもそれが必要だろう.
科学論は,すでに 20 世紀のその草創期から,あるべき社会をつくろうとする規範的な政治・
社会論と切り離せなかった.それが科学論の「社会的機能」で(も)あり,今もそうである.
では,1990 年代半ば以来(この国に/も)現れてきた知識論・学問論である「科学技術”社会”
論」の「社会的機能」とはどのようなものだろうか.
------
2. 藤木篤「環境汚染と公害問題における倫理:水俣病とアスベスト問題を事例に」
本発表では、致命的な疾病を引き起こしかねない環境汚染問題における技術者の役割を、技
術思想と公害対策の変遷を探りながら考察してみたい。そのために 3 つのステップを踏む。
第一に、技術者倫理の発展史を振り返り、特に倫理綱領の変遷を簡単に取り上げる。第二に、
公害病の代表的な 2 つの事例-水俣病とアスベスト問題-を整理する。第三に、環境汚染研究
に携わる研究者や活動家が執筆した技術者論に関する資料を調査し、第一段階と第二段階
の結果と比較する。
------
本研究会は科研費基盤 B「グローバル化に向けた日本技術哲学の総合的研究」(23H00557)
の助成を受けています。

問い合わせ先:夏目賢一(金沢工業大学)knatsume ★ neptune.kanazawa-it.ac.jp

以上
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20231030_日本技術哲学技術論研究会開催案内_20231104.pdf

16
10月

第157号【同時代史学会2023年度大会(趣旨文・全体会報告要旨)】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第157号(2023年10月16日)

【同時代史学会2023年度大会(趣旨文・全体会報告要旨)】
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2023年度大会の趣旨文・全体会報告要旨をお伝えします。

12月9日(土)
会場:東京経済大学

10:00~12:00 自由論題報告(対面のみ)
12:40~13:10 総会(オンラインによる中継を予定)
13:30~17:40 全体会(オンラインによる中継を予定)
「安定化させる力学とかき消されていく声―1973年以降の水俣から考える―」
    井上ゆかり(熊本学園大学水俣学研究センター 研究員)
    原子栄一郎(東京学芸大学環境教育研究センター 教員)
    遠藤邦夫(水俣病センター相思社 元職員)
18:00~   懇親会

【趣旨文】
 本年度は1973年に水俣病第1次訴訟の熊本地裁判決が出て50年の節目にあた
る。そこで、同時代史学会では、「安定化させる力学とかき消されていく声ー
1973年以降の水俣から考えるー」と題して大会企画を組んだ。
 2002年に設立された同時代史学会では、すでに2008年に「消費からみる同時
代史」と題して、高度経済成長期の消費生活と公害問題のあり方について論じ
た。また、本年度5月に開催された歴史学研究会の現代史部会では、「社会運
動と環境・民主主義― 新自由主義時代の民衆像を求めて―」と題する企画が
組まれている。他方、1990年代から活動を続けている水俣フォーラムがこの秋
「水俣・福岡展2023」を開催したほか、今月は2013年に発足した「公害資料館
ネットワーク」のシンポジウムも予定されている。
 これらをふまえ、本企画では熊本地裁判決後の「水俣」について、被害者や
その家族のその後の「生」のリアルや地域社会の実像をていねいに拾いなが
ら、「かき消されていく声」を考察したいと考えた。その含意は以下の通りで
ある。
 ある段階で社会的に喚起されたり再喚起されたりする問題は、そのつど「安
定化」させる力学にさらされ、さまざまな現場の「声」がかき消されていく。
今日の原発問題をはじめ、戦争や震災からの「復興」といった過程にも、同様
の現象が見られるだろう。この「安定化」に関わる動きは多元的で複合的であ
る。加害企業や行政による動きもあれば、メディアや一般的な世論の動きもあ
る。地域社会内部でのさまざまな人間関係によってもそれはもたらされるだろ
う。大量消費社会や新自由主義によって痩せ細っていく公共圏の問題もある。
アカデミズムや教育現場の関与も否定できない。
 1950年代に「奇病」として顕在化した水俣病は、1959年に新日本窒素肥料株
式会社(以下チッソ)の工場排水による有機水銀中毒であることが熊本大学医
学部の研究班によって特定されたが、行政やチッソの妨害などから被害者の訴
えは封印された。1960年代後半に全国的に反公害の機運が高まるなか、1973年
の熊本地裁判決によりチッソの加害責任が確定するが、それ以後も、補償協定
をめぐる直接交渉が行われたほか、環境庁(当時)の定めた認定基準をめぐる
未認定患者の問題は現在も係争中である(9月27日 大阪地裁判決)。その
間、「水俣病関西訴訟」で国や県の行政責任が問われるなか(2013年10月15日
最高裁判決)、国家による「和解」や「救済」にむけた取り組みがある一方
で、水俣では市民同士の分断を修復する「もやい直し」の試みが1990年代以降
取り組まれてきた。
 そうしたなかで水俣のローカルな現状は、ともすると美化され神話化され
る。その傾向は、アカデミズムの良心的な研究活動にも内在しうるし、「水俣
を教える」という場面においても、無視できない傾向としてあるだろう。過去
の問題を現在の問題に直結させて考える「非歴史的思考」の陥穽もある。リア
ルな(そして歴史的な)「人間」の存在がともすれば軽視されるこれらの傾向
に対して、私たちはまず、生身で等身大の「水俣」が1973年以降も存在すると
いう当たり前の事実を再確認したいと思う。そこには、被害者同士の軋轢や葛
藤も当然含まれよう。そうしたローカルな視点を見失うことで、「安定化」さ
せる力学に対して私たちは無防備となる。今回の大会では、被害者や地域社会
の実像を美化することなく提示し、「かき消される声」や「安定化する力学」
の具体像を1973~1990年代を軸に検討したいと思う。
 そこでまず井上ゆかり氏には、「一次訴訟判決後から現在までの水俣病被害
当事者の『かき消されゆく声』」と題して、1973年以降の「かき消されていく
声」の実状を、女島の漁民やチッソ労働者の視点、また現在の胎児性世代の訴
訟や認定されない被害当事者の状況などを中心に紹介していただく。これまで
多くの患者さんに接してこられ、「人間の営みを中心とした理論形成」を志し
てこられた井上氏に、さまざまな立場をふまえた生のリアルを見据え、「安定
化」させる力学にさらされた現場の視点から問題提起していただく。
 また、原子栄一郎氏には、「水俣病を環境教育として取り上げることにおい
て、緒方正人さんを考材とすることによって何がもたらされるか? 私の大学
環境教育実践から」と題して、ご自身が経験された研究上の転回をふまえ、
「チッソは私だ」という緒方正人さんの「魂」の視点から論じてもらう。緒方
さんの視点は、加害企業や行政を免罪しかねない危険性があるものの、その視
点を抜きにした社会批判もまた表面的なものになりかねない。水俣病事件を環
境教育として取り上げるさい、その視点をいかに活かしたらよいか。ご提案い
ただければと思う。
 これら2つの報告をふまえ、患者支援団体である水俣病センター相思社の元
職員・遠藤邦夫氏には、本企画担当者である及川英二郎との「対談」を通し
て、主に「もやい直し」に至る経緯やその歴史的意義について、「集合的トラ
ウマ」の両義的側面などに着目しながら論じていただく。活動家として、また
支援者として関わってこられたご経験をふまえ、社会運動のあり方やその限界
について論点を提示していただければと思う。
 「安定化」させる力学がいまもなお作動ししつづけるなか、水俣が発信する
問いは何か、それはどのようにして受け止められるべきか。「水俣」を論ずる
さい、「公害」一般のなかでそれを普遍的に思考する視点とともに、その固有
性を注視し、個々の「人間」に立脚点を見出しながら、「公害」だけではない
他の諸問題とリンクさせて思考する視点が同時に求められよう。これら2つの
視点は、せめぎ合い、かつ共存することで、より生産的な知見が得られるはず
である。フロアからの積極的な参加を期待したい。

報告1:井上ゆかり(熊本学園大学水俣学研究センター)
「一次訴訟判決後から現在までの水俣病被害当事者の『かき消されゆく声』」
 1973年の水俣病第一次訴訟判決から今年50年を迎えた。この判決では加害責
任と一時金の賠償命令のみであったため、患者がチッソと直接交渉し現在の補
償協定内容になった。翌年には認定申請患者協議会が結成され、いわゆる未認
定患者総申請運動が始まり、係争課題は加害責任追及から水俣病かどうかに変
わっていった。こうしたなかで幾度も被害当事者は声を上げ続け勝訴し、結果
として国は1996年の水俣病総合対策医療事業から2005年、2009年と3度「チッ
ソとの紛争状態の終結」として「行政責任は今後追及しない」ことを条件に和
解施策をとってきた。しかし、この和解は必ずしも被害当事者側が望んだ形で
はなかった。
 2023年9月27日に水俣病不知火患者会近畿訴訟大阪地裁判決で原告全員を水
俣病と認める司法判断が下された。同訴訟の熊本や東京での判決も控え、さら
には第二世代訴訟、また新潟の二次訴訟も続いている。事態が長期化するの
は、 訴訟で原告が勝訴すれば潜在していた被害当事者が新たな認定申請者と
して増加するという状況が50年も続き、その反面、地元ではこれまでの和解が
「水俣病ではないのに一時金を貰っている」という地域内での差別を生み出
し、申請が抑制されていたからにほかならない。
 一方、水俣市議会の議会運営委員会は2019年に水俣病問題を審議する「公害
環境対策特別委員会」の名称から「公害」を外す議案を可決し、2023年百間排
水口の樋門撤去工事が突如発覚し被害者団体の抗議行動が起こった。水俣市長
は「ここまで注目されるという認識はなかった。」と地元新聞の取材に答えて
いる。 権力が公害への強い圧力を示す水俣において、被害当事者が声を上げ
続けることは、その声をかき消そうとする圧力との闘いでもあった。一次訴訟
原告は「人間としての復権」、いまの第二世代訴訟原告は「胎児性世代、不知
火海沿岸住民を代表する闘い」だと表現する。
 この報告では、故原田正純らと地域に入り調査研究をすすめてきた経験を踏
まえ、漁民やチッソ労働者らの現状と「かき消す」力とは何か、さらに研究者
としての中立とは何か考えてみたい。
参考:井上ゆかり『生き続ける水俣病:漁村の社会学・医学的実証研究』(藤
原書店、2020年)

報告2 原子栄一郎(東京学芸大学環境教育研究センター)
「水俣病を環境教育として取り上げることにおいて、緒方正人さんを考材とす
 ることによって何がもたらされるか? 私の大学環境教育実践から」
 現代環境教育の世界標準は、ESD(持続可能な開発のための教育)である。
その根本課題は、「持続不可能な社会を支えている教育を考え直し、その向き
を変えること」である。環境教育を担う者にとって、これは避けて通ることが
できない課題である。
 報告では、私の大学環境教育実践の試みを紹介する。実践では、教育にかか
わる一人ひとりが自分を棚上げにしないで、自分のこととして根本課題を受け
止め、<この私>はどこから来たのか、<この私>は何者か、<この私>はど
こへ行くのかを、自分を振り返り、よく吟味し考えてみることを基本方針とし
ている。このもとに、持続不可能な社会を象徴する水俣病を取り上げて、「一
人の人間」として、いろいろな立場から水俣病に深く長くかかわった人(た
ち)に着目し、その人(たち)に関する文字資料を読み、映像資料がある場合
には視聴して、その過程で<この私>は何をどのように感じたり、思ったり、
考えたりしたか、自分の心の消息を綴り、クラスメートと共有し議論するワー
クを行っている。
 緒方正人さんは、このシリーズ「水俣病から考える」ワークの中で扱う「一
人の人間」である。
 報告では、大学環境教育実践の概要を紹介した後、緒方さんの「魂のゆく
え」(栗原彬編『証言 水俣病』岩波書店、2000年)をテキストにして彼の来
歴をたどる。その際、来歴の中に見て取ることができる「転生」と呼びうるよ
うな生の質的転換、特に「魂」の境地への到達と、それを引き起こした出来事
や事情に注目する。その上で、2000年代半ばに研究上の「自己分裂」を引き起
こしていた私に与えたインパクトを含め、水俣病を手掛かりにして現代環境教
育の根本課題に取り組むことにおいて、緒方さんを考材とすることによって何
がもたらされるか、現代環境教育の根本課題、人間として生きる、水俣病のと
らえ方、環境教育のパラダイムなどとのかかわりでお話ししたいと思う。
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1
10月

第156号【同時代史学会2023年度大会(第一報)】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第156号(2023年10月1日)

【同時代史学会2023年度大会(第一報)】
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同時代史学会2023年度大会(第一報)

 同時代史学会2023年度大会を、下記のスケジュール・テーマで開催します。
 詳報は改めてお知らせします。

12月9日(土)
会場:東京経済大学

10:00~12:00 自由論題報告(対面のみ)
12:40~13:10 総会 (オンラインによる中継を予定)
13:30~17:40 全体会(オンラインによる中継を予定)
「安定化させる力学とかき消されていく声―1973年以降の水俣から考える―」
    井上ゆかり( 熊本学園大学水俣学研究センター 研究員 )
    原子栄一郎( 東京学芸大学環境教育研究センター 教員 )
    遠藤邦夫 ( 水俣病センター相思社 元職員 )
18:00~   懇親会
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19
7月

第155号【【告知】『同時代史研究』第17号の投稿原稿の募集について【リマインド】】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第155号(2023年7月19日)

【【告知】『同時代史研究』第17号の投稿原稿の募集について【リマインド】】
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【告知】『同時代史研究』第17号の投稿原稿の募集について

同時代史学会編集委員会

『同時代史研究』第17号(2024年9月刊予定)の投稿原稿(400字詰め原稿用紙
換算で、論文70枚、研究ノート50枚、資料紹介40枚、研究動向30枚を各上限と
する)を募集いたします。 奮ってご投稿くださいますよう、お願い申し上げます。
詳細な投稿規定、審査規定、執筆要領については、同時代史学会のホームページを
ご覧ください。
http://www.doujidaishi.org/journal/journal_rules.html

スケジュール・投稿手続きは下記のとおりです。
2023年7月31日(月) 投稿原稿のエントリー締め切り
・投稿をご希望される方は、電子メールで編集委員会宛に、名前・所属・原稿
 種別・題名をご連絡ください。
アドレス:journal●doujidaishi.org (「●」を「@」にかえて下さい)
・投稿原稿を提出する段階で、題名を若干修正することは認められます。
・1週間以内に返信いたしますので、万が一到着しない場合には、必ずお問い
 合わせください。
・会員以外の方は投稿できませんので、ご注意ください。
なお、入会手続きはこちらをご覧ください
http://www.doujidaishi.org/about/admission.html

2023年10月20日(金) 投稿原稿・要旨提出の締め切り
・原稿と要旨(800字程度)を、1部ずつ提出してください。
・送付先は以下の通りです。封筒表紙に「同時代史学会学会誌原稿在中」と朱
 書きして下さい。当日の消印まで有効です。

〒169-8050
 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学国際教養学部  岡本公一

・あわせて締め切りまでに、原稿・要旨[原則として Word(.docx あるいは
 .doc)]を、編集委員会宛に電子メール添付にてご送付ください。
・原則として投稿後3ヶ月以内に審査結果をお伝えします。掲載決定後は掲載
 決定証明書を発行できますので、ご相談ください。
・お送りいただいた原稿・電子ファイルは、厳重に管理し、査読後はこちらで
 破棄いたします。
・エントリー後に投稿を辞退される場合も、ご連絡をお願いします。

2024年1月 審査結果通知(予定)
2024年9月 刊行(予定)
投稿について、ご不明の点やご相談などがありましたら、電子メールで編集委
員会(下記アドレス)へ問い合わせください。
同時代史学会編集委員会  journal●doujidaishi.org (「●」を「@」に
かえて下さい)
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◆このメールマガジンは、同時代史学会会員の相互連絡を目的として、会員の
 みに送信されるものです。なお、メールアドレスは同時代史学会会員名簿に
 記載されたものを利用しています。ご了承下さい。

◆バックナンバーは http://www.doujidaishi.org/doujidaishi-mailnews/
 に転載されます。

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10
7月

第154号【同時代史学会2023年度大会 自由論題報告者の募集】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第154号(2023年7月10日)

【同時代史学会2023年度大会 自由論題報告者の募集】
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同時代史学会2023年度大会 自由論題報告者の募集

 今年度の同時代史学会年次大会は、本年12月9日(土)、東京経済大学(東
京都国分寺市)にて開催の予定です。つきましては、当日午前中に実施される
自由論題報告の報告者を募集します。日頃の研鑽を発表し合い、議論を交わせ
る貴重な機会です。会員の皆様には、ぜひ奮ってご応募くださいますよう、お
願い申し上げます。
 なお、機材や運営上の観点から、本年度の自由論題については原則、対面開
催となります。この点、ご承知おきください。

1.日時:2023年12月9日(土) 午前10時開始(最大13時20分終了予定)
  *御一人の持ち時間は報告40分+討論20分=計1時間を想定してください。
2.場所:東京経済大学 国分寺キャンパス 2号館
  *アクセス:https://www.tku.ac.jp/access/kokubunji/index.html
  *キャンパスマップ:https://www.tku.ac.jp/campus/institution/kokubunji/
3.開催形態:対面開催
4.論題:第二次世界大戦以後を主な対象とする歴史的研究全般
5.エントリー資格:同時代史学会会員であること
  *非会員で応募される方は、エントリーと同時に入会手続きをお済ませく
   ださい。
   参照・本会HP「入会のご案内」: http://www.doujidaishi.org/about/admission.html
6.エントリー方法:以下の項目を、電子メールか郵送で、下記9までお知ら
  せください。
  (1) 報告者氏名、及び現在の所属
  (2) 報告タイトル
  (3) 報告要旨(400字以内)
7.採否:理事会で審査の上、9月末日までに応募者本人に直接採否を通知し
  ます。
8.締切:2023年8月31日(木)必着
9.応募及び問い合わせ先:戸邉秀明(自由論題担当理事・東京経済大学教
  員)
  E-mail:tobe ★ tku.ac.jp
  〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34 東京経済大学 戸邉秀明 宛
*郵送の場合、封筒に「同時代史学会自由論題応募」と書き添えてください。
                                 以上
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21
6月

第153号【投稿:【ご案内】日本植民地研究会第31回全国研究大会の開催】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第153号(2023年6月21日)

【投稿:【ご案内】日本植民地研究会第31回全国研究大会の開催】
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※理事の安達宏昭様より、以下の研究会についての投稿をいただきました。
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同時代史の会員の皆様

理事の安達です。
私が現在、代表理事をしている日本植民地研究会では、以下の大会を
開催することになりましたので、ご関心のある方には、ぜひ、参加して頂きたく
ご案内申しあげます。

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このたび、日本植民地研究会 第31回全国研究大会を開催することとなりました。
状況に鑑み、ハイブリッド形式での開催となります。
 □ 非会員の皆様(※お知り合いの、非会員の方で、全国研究大会にオンラ
インで参加したい方に、以下の情報を転送してください)
 非会員の皆様は、大会への参加は、オンライン参加のみとなります。
 参加されたい方は、前日までに、ZOOMのURLを御連絡申し上げますので、恐
れ入りますが、以下のgoogle form のアドレスにアクセスされ、必要
事項をご記載ください。
 7月20日までにご登録いただきたくよろしくお願い申し上げます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSczFTCYJeepybwh4DDgLrV03JIJo8Lk5CkOJJAwYWWs-pRWGA/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

 ※なお、会員になって頂ける場合には、対面、オンライン、どちらでも参加
が可能です。
  もしご希望の方がいらっしゃたら、以下までご連絡ください。
  獨協大学 経済学部 山本 裕 研究室
   yuyamamoto[at]dokkyo.ac.jp ※[at]を@に変えてください
  

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<第31回全国研究大会プログラム>
【開会の辞】(09:50~10:00)
・代表理事挨拶
・開催に関する注意事項の説明

【自由論題】(10:00~12:00)
司会:平井健介(甲南大学)
(1) 1920年代前半期大連商業会議所会員の退会事情―「満洲バブル経済」崩壊の爪痕―
報告者:柳沢遊(慶應義塾大学・名誉教授)onsite
 コメント:須永徳武(立教大学・名誉教授)onsite
(2) 朝鮮の服色問題―統監府時代から1920年代まで―
報告者:権錫永(北海道大学)online
  コメント:福岡正章(同志社大学)online

【休憩】(12:00~13:00)

【共通論題】帝国日本の台湾統治と技術官僚(13:00~17:00)
司会:兒玉州平(大阪経済大学)onsite
・趣旨説明(13:00~13:10)
鈴木哲造(中京大学)onsite
・報告(13:10~15:10、各30分)
(1) 台湾総督府医学系技術官僚の人事
鈴木哲造(中京大学)onsite
(2) 日本統治時代の台湾総督府鉄道技師集団と彼らの目から見た台鉄経営
  蔡龍保(台北大学)onsite
(3) 産業系技術官僚のキャリア―糖業試験所(1932~45)を事例に―
   平井健介(甲南大学)onsite
 (4) 台湾技術者と「南方協力」
   湯山英子(北海道大学)onsite
・休憩(15:10~15:25)
・コメント(15:25~16:10、各15分)
(1) 日本政治史の視点から
若月剛史(関西大学)online
(2) 台湾史の視点から
呉 文星(台湾師範大学名誉教授)onsite
(2) 朝鮮史の視点から
愼 蒼健(東京理科大学)onsite
・全体討論(16:10~17:00)

【大会総会】17:15~18:00(※会員のみ)
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19
6月

第152号【投稿:日仏会館トマン所長講演会「労働者階級の消滅?」】

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          同時代史学会電子メールニュース

                    第152号(2023年6月19日)

【投稿:日仏会館トマン所長講演会「労働者階級の消滅?」】
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※会員の矢後和彦様より、以下の案内の投稿をいただきました。
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このたび以下の次第で日仏会館トマン所長の離任講演が企画されています。ト
マン所長は「産業遺跡」にもご関心が深く、この点でも今後、研究協力を進め
られる方です。
https://mfjtokyo.or.jp/events/lecture/20230710.html
労働者階級の消滅?― 20世紀日本における社会問題の変容
(日仏文化講演シリーズ第372回 トマン所長離任講演会)

詳細は添付ファイルをご参照ください。
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20230710_ベルナール・トマン所長離任講演チラシ.pdf